スピッツノート
「ルキンフォー」マニアックレビュー
「ルキンフォー」のビデオクリップ(PV/プロモーションビデオ)について緊急企画!(笑)
32枚目のシングル「ルキンフォー」のクリップはご覧になりましたか?
バンド結成20周年のアニバーサリー的な意味なのか、過去のクリップ総集編のような作りでちょっとした話題となっています。
そこで、どのシーンがどのクリップの何なのか?を、出現順にまとめてみました!
まだ見てないという方は、見てからこのページをお楽しみくださいませ〜!
「ルキンフォー」のクリップ | 元ネタと思われるクリップ | |
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最初の登場シーン | 「インディゴ地平線」 これはちょっと微妙ですが、エキストラがスローモーションで往来するシーンが思い出されます。 |
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4人の立ち位置 | 「愛のしるし」 元々演奏する時はこの立ち位置ですが、4人の位置が変わらず、またそれを正面から固定撮影しているところが似ています。 |
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4人が並んで床に寝る | 「スパイダー」 4人が屋上で並んで寝るシーンがあります。よく見ると足の組み方まで同じ! |
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バレリーナ | 「ハネモノ」 子供ですがバレリーナが登場します。 (※「渚」にも踊る女性が登場しますが、チュチュを着てないし、バレリーナとはちょっと違う気が…。) ちなみに「ルキンフォー」のバレリーナ役のモデル、チェルシー舞花さんは、「さわって・変わって」のクリップにも出演しています。 |
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テツヤが杖を持ってベンチに座り、その手前にはシーツが干してある | 「空も飛べるはず」 杖を持ったおじいさんがベンチに座っているシーンがあります。外にはシーツも干されています。 |
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バレリーナのうなじがアップになる | 「愛のことば」 これは狙って作ってないかもしれませんが、翼の生えた女性のうなじ(数字が書いてある)がアップになるシーンがあります。 |
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マサムネが双眼鏡を覗く | 「青い車」 マサムネが双眼鏡を覗いて歌っています。 |
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穴から覗いたような画面処理になり、赤い壁に金色の額縁が飾られている | 「裸のままで」 同じく穴から覗いたような処理になっており、赤い壁に金色の額縁が飾られています。(※こちらの額縁には絵が入っています。) |
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赤い背景で、4人がシルエットになる | 「スパイダー」 同じく赤い背景にシルエットの4人が演奏するシーンがあります。 |
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テツヤが3Dメガネを掛けている | 「楓」 テツヤ、田村君、崎ちゃんが3Dメガネを掛けています。 |
「楓」 と 同 じ 照 明 効 果 |
田村君がグローブを持っている | 「空も飛べるはず」 田村君がグローブを持って崎ちゃんとキャッチボールをするシーンがあります。 |
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崎ちゃんがカンテラを持っている | 「遥か」 崎ちゃんがカンテラを持っているシーンがあります。 |
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顔を白く塗ったパントマイマー | 「渚」 同じく白い顔、同じ衣装のパントマイマーが登場します。(※同じ俳優さんかどうかは不明。) |
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地球儀 | 「裸のままで」 田村君が地球儀を回すシーンがあります。 (※ちなみに「君が思い出になる前に」にも地球儀が出てきますが、そちらはモチーフ的な使われ方はしていません。) |
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田村君が脚立の上で演奏する | 「ヒバリのこころ」 田村君が脚立の上でベースを弾いています。 |
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並んで寝ている4人の横顔がアップになる | 「運命の人」 これも狙ったわけではないかもしれませんが、同じように見えるシーンがあります。 |
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宇宙飛行士の写真 | 「流れ星」 宇宙飛行士姿のマサムネが、宇宙を漂いながらギターを弾いています。 |
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4人の演奏がスローモーションになる | 「青い車」 残像を残しつつスローモーションになるところが似ています。 |
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バレリーナがリンゴを窓に投げ入れる | 「遥か」 女性がリンゴを窓に投げ入れるシーンがあります。 |
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バレリーナの足元にオレンジ色のピンポン球がたくさん落とされる | 「正夢」 女性の足元にスーパーボールがたくさん落とされるシーンがあります。 また、オレンジ色のピンポン球は「冷たい頬」でテツヤと田村君が卓球をしているシーンで使われています。 |
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帽子をかぶったワンピースの少女 | 「テクテク」 アニメーションでの少女と同じ格好です。 |
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白い三角錐とリンゴ | 「メモリーズ」 白い三角錐とリンゴがモチーフとして登場します。 (※「ルキンフォー」序盤で4人が寝ている上部にも大きな三角錐が映ってます。) |
まだ抜けがあるとは思いますが、私が分かったのはこのぐらいです。
最初に見た時の印象は、「なんだかピントが合ったり合わなかったりしてもどかしいっ!」でした(笑)。しかもバレリーナって前も出てきた事あるのにまた…?
そんな事を思いつつ、1回目のサビで既にテツヤが空飛べ爺さん風だったのには気付かず、3Dメガネを掛けているところで、「えっ?楓?」「あっ、遥かのカンテラ…!」
そして田村君が脚立でフレームアウトしてるところで完全に気付き、グッと来ました。
リンゴを窓に投げ入れるのはちょっとやり過ぎなんじゃないかとも思っちゃいましたが(汗)、そんな、分かる人だけに分かる宝探しのようなワクワクがいっぱい詰まったクリップ!
ワンピースの女の子が一瞬誰か分からなかったんですが、「テクテクの女の子だ!」と気付いた時の嬉しさと言ったら…(笑)。
思わず過去のクリップを見まくってしまったのは言うまでもありません☆
特に最後、歩き出したメンバー達にパントマイマーが手を振ってるところなんか涙モノです。
私はうっかりここで泣いてしまいました…。(T_T)
この道も過去のクリップに登場してるんですかね?ロビンソン?ヒバリのこころ…?
でも過去の曲達に送り出されて歩いているんだから、初めて歩く道なのかな!?
椎名林檎で言うところの「りんごのうた」のような総集編的内容であるのに加え、最後の最後で誰も居なくなって楽器だけ映るシーンがあるので、最初見た時はなんだか解散するみたいだと思ってしまい、曲の良さ(=嬉しさ)と「まさか」という不安(=切なさ)が
交互に押し寄せて、胸が高鳴り苦しくなりました。
まるで学生時代に一生懸命恋愛をしていた時のような…懐かしいこの感覚。(恥汗)
でも「まだまだ終わらない」って歌っているし、スピッツだし(笑)、きっと絶対大丈夫でしょう!
とにかく感無量で、ずっとスピッツを好きで居てほんと良かった!と心の底から思えました。
ソラトビデオを持ってる方は是非見比べてみて下さい♪