スピッツファンサイト 鳥になっちゃう部屋

スピッツ ライブレポート

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2008
2008/08/01(金) 国営ひたち海浜公園(初日)
レポ by 芽ぐみ

今回初参加のロックインジャパンフェス。今までスピッツが出演する年であっても場所が遠いし…とパスしてたんですが、今年は行ってみようと思い立ち、先行予約を申し込んでみたところ見事当選!というわけで、前日の夜に東京の妹宅に泊まり、翌日妹と2人でひたちなかまで行ってきました。週間天気予報では曇りのち雨とあって心配でしたが、現地は晴れ。雲が多くてモヤッとした空だったけど、それなりに日差しがあって暑かったです。

この日は見たいバンドが夕方に集中してたので、ゆっくり昼頃会場入り。翼のゲートから中に入ると、ちょうどLAKEステージでB-DASHが始まるところだったので、階段ゾーンの一角に座って見ました。スタンディングゾーンがめちゃめちゃ盛り上がってた!すごく楽しかったので最後まで見ちゃいました。そのままずっとLAKEステージに居ても良かったんですが、アーティストグッズを早めに買いたかったので一旦GRASSステージへ行くことに。その道中、歴代のロックインフェスの旗が飾ってあるスペースがあり、近づいて見ると各年の旗にそれぞれの出演アーティストのサインがたくさん!みんな写真を撮ってたので私もスピッツのサインを探して激写。そしてGRASSステージで私はスピッツグッズを、妹はGO!GO!7188グッズを物色し、再びLAKEステージに戻ってTRICERATOPSを見ました。生トライセラは99年のセルマリ以来です。この日は1曲目から大好きなビートルズの「デイ・トリッパー」のカバーで、続けさまに狙ったかのように似たリフの「ROCK MUSIC」!実を言うとトライセラを聴きまくってたのはエピックソニー時代で、それ以降の曲はあまり詳しくないんですが、さすがは踊れるロック!聴いた途端そのブランクを埋めてくれました。またちゃんと聴きたいな。その後お馴染みのヒット曲もやってくれて嬉しかったです♪が、最後まで見てるとスピッツの開演に間に合わないため、後ろ髪を引かれつつその場を後にし、再びGRASSステージへ。地元名古屋ほど高気温じゃないし、時折風が吹いて涼しいのだけど、やっぱり太陽の下あの距離を歩くのはしんどかった!汗だくになりながら、水分補給をしながら、音あわせ中のGRASSステージへなんとか滑り込み。

そして本日のメインイベント、スピッツの時間です!この日は張り切ってレジャーシートを持ってきていたのですが、シートゾーンは案の定埋まっていたので、それなら…とスタンディングゾーンの一番後ろにスタンバイ。正面ややテツヤ側で、前方ほど詰まっていなかったので観客の隙間からステージも見えるし、ステージ脇のスクリーンも見えるというなかなかのポジションでした。西日と呼ぶにはまだ早い太陽を真正面に浴び、この日一番暑かったですが、持ってきていたゴースカバスタオルを日よけにして頑張りました☆

マサムネはVネックの青い無地Tシャツ+Gパン+グッズのキャップ、テツヤは上は水色・下はグレーの一見作務衣風に見える衣装、田村君はグレー地に「I♡NE」と書かれたTシャツ+Gパン、崎ちゃんは白地に英字がたくさん書かれたTシャツを着ていました。

この日のセットリストはこちら。

01. バニーガール
02. 渚
03. ロビンソン
04. 群青
05. 夢追い虫
06. LA・LA・LA LOVE SONG(久保田利伸カバー)
07. 海とピンク
08. 8823
09. メモリーズ・カスタム
10. 僕のギター

のっけから「バニーガール」!好きな曲なので久々に聴けて嬉しかったです。そして崎ちゃんのドラムが冴える「渚」!夏らしい選曲ですね〜♪またマサムネの声の伸びやかなこと!ステージ両脇のスクリーンにメンバーが大写しになるので、普段のライブよりも「見た〜!」という満足感が大きかったです(笑)。マサムネが「お元気ですか?」と言ったあと「頑張るぜぇ〜!?」って言ったのがなんかかわいかった。そして、「準備はどうだい!?………って煽っておきながら次はまったりめの曲なんですけどね」と照れ笑いして「ロビンソン」へ。「ロビンソン」と聞いた時の観客の歓声がすごかった!1番を歌い終わった時点で拍手が沸き起こり、フルコーラス終わったところでも大拍手!やっぱりこの曲はスピッツにとって大切な曲なんだと改めて思いました。それにしても、サビの高音が今でもスルッと出せてしまうマサムネはスゴイ!
そして「群青」「夢追い虫」と続いた後で、夏恒例のカバー曲コーナー。今年は何かな〜と思ったら、なんと「LA・LA・LA LOVE SONG」でした!アカペラの歌い出しで場内大歓声!!ナオミ・キャンベルのコーラス部分は無しで、久保田利伸のボーカル部分だけをマサムネが忠実に歌ってました。バンドアレンジでかっこよかったぁ〜〜!!

★MCネタ
「LA・LA・LA LOVE SONG」は初めてやったので緊張した、というマサムネ。カラオケではよく歌ってるそうです。で、以前ロックインジャパンで吉川晃司の「モニカ」をカバーした時に「新曲ですか?」と聞かれたことがあるらしく(笑)、「LA・LA・LA LOVE SONG」をスピッツの新曲と思った人は居ませんよね…!?と恐る恐る会場に投げかけてました。
また、この日の出演者の中ではスピッツが最年長とのことで、会場から驚き混じりの歓声と大きな拍手をもらってました。それでマサムネが「もう1分休憩しようかな(笑)」と言って後ろに下がって水分補給してる間に、テツヤが唐突に「ナオミよ〜」と言ったのがウケました。そういえばそんなCMあったな〜懐かしい!会場は一部爆笑・一部失笑という感じで、それがまた面白かったです。マサムネが「ガッカリさせてすみません(笑)」みたいな事を言ってたような…。なんにしても、テツヤのこういうところが好きだ☆

続く「海とピンク」も夏っぽくて良かった!こんな昔の曲を違和感なく演奏できちゃうバンド、素敵です。そして「8823」「メモリーズ・カスタム」でひとしきり盛り上げた後、「今日はどうもありがとう。これからも細く長くバンドを続けていきたい」というようなマサムネのMCで、ラストは「僕のギター」。この曲は何度聴いてもグッときます。そしてそれを最後に持ってくるなんて、泣きそうになるじゃないか…!!
もっとずっと聴いていたい、そんな気持ちが残る中、スピッツの出番はあっという間に終わってしまいました(涙)。でも、貴重な曲も聴けたし、生き生きとしたメンバーの表情をしっかり見れたし、何より野外ならではのこの開放感!暑いけど、遠いけど、次もまた来たいな…と、ピックを投げながら笑顔ではけていくメンバーを見ながら思いました。

お次は本日もう一つのメイン、GO!GO!7188を見るためにまたまたLAKEステージへ。疲れたのでシーサイドトレインってのに乗って行こうと思ったけど、待ち行列があって間に合うか不安だったので結局徒歩で移動。やや日が落ちてきたけどやっぱり暑い!水分補給がこれほど大切だと思ったのは初めてかもしれません☆
そしてLAKEステージの階段ゾーンに再び座って、GO!GO!7188を堪能♪あいかわらずスタンディングゾーンの盛り上がりがすごかったです!ライブでお馴染みの曲、ヒットシングル、そして新曲を2曲も披露してくれました!ユウの生歌はあいかわらず迫力あって圧倒されます。そして3人の音が「立ってる」感じ。やっぱりゴーゴーはライブがカッコイイ!またワンマンも見に行かねば!

そしてゴーゴー終演後、LAKEステージの横の「森のキッチン」というところで晩ご飯。森の中に屋台がたくさんあって、ステーキ丼やフランクフルトでお腹を満たしました。涼しい夜風に吹かれながら、ベンチでまったりお酒を飲み、森のステージからはホフディランの音が聴こえてきて…。とっても贅沢な時間でした。
その後、翼のゲート近くにロッキングオンのブックショップがあったので、過去の雑誌をパラパラ立ち読みしたりしながらのんびり過ごし、そうこうしているうちに、1日の終わりを告げる打ち上げ花火が!森の向こうでしたがしっかり見ることができました。うっかり最後の花火まで居残ってしまったため、帰りのシャトルバス待ちの大行列にはほとほと参りましたが、これもフェスの醍醐味(?)ということで、全部ひっくるめて夏のいい思い出となりました!

その夜再び妹宅に泊まり、翌日はプチ東京散策第2弾ということで、去年実は閉店していて中まで入れなかった喫茶店バルコニーにリベンジしたりして満足(^^)
遠いと思ったフェスも、今回行ったことでかなり身近に感じることができました。だからと言って毎年行くのはちょっと厳しいですが(汗)、スピッツの出る年にまた行けたらいいな〜と思いました。次回はもっとたくさん見るぞ!

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