スピッツファンサイト 鳥になっちゃう部屋

スピッツ ライブレポート

VIVA LA ROCK 2015
2015/05/03(日・祝) さいたまスーパーアリーナ(初日)
レポ by 芽ぐみ

行ってきましたビバラロック!開催2年目でスピッツ初出演、というわけで私も初参戦。
今回も夜行バスで名古屋から一旦東京へ行き、JRでさいたま新都心駅へ着いたのが朝の8時頃。チケットを取って頂いたジェン吉さん&あやさんと合流して会場へ向かうと、建屋の外にアーティスト別にグッズ売り場のテントがあり、既にスピッツの所に列が。当初グッズは買う予定無かったんですが、なんとなく並んでくまさんTシャツを買ってしまった…(汗)。
グッズ購入前にあらかじめチケットをリストバンドに交換しに行っていたので、購入後は入場ゲートからスムーズに中へ。でも中に入ってから席に着くまでが分かりにくかった…!(>_<) 入口で貰ったエリアマップに従ってStarステージの200レベル(2階席)ワッショイエリアまで行ったのですが、そこに隣接する形で、100レベル(スタンディングフロア)からじゃないと行けない椅子席エリアがあり、そこへ移ろうとロビーを大回りしているうちに間違えて外に出ちゃったりして右往左往(汗)。ようやく着席してからも、開演までまだ時間があったので100レベルのサイドの扉から再びロビーに出てお手洗いと食べ物調達を済ませ、いざ戻ろうとしたら今度はその扉が閉まってしまい、フロア後方の大きな入口まで回って入ることに。どうやらそのサイドの扉はスタンディング前方ブロックの観客の入り具合で開けたり閉めたりするようだったのですが、マップに描かれてない扉だったし、スタッフによって経路の説明が違ったりしてかなり迷いました(汗)。

そんなこんなで開演時間。とげまるツアーの時のようなトゲトゲの照明オブジェがたくさん吊り下げられたステージで、主催者の鹿野淳さんの前説を経て、トップバッターKANA-BOON登場!
バクホンのライブで見て以来2度目の生カナブーン。カナブーンはギターが小気味よく、キャッチーでノれる曲がたくさんあるので楽しい!「盛者必衰の理、お断り」「1.2. step to you」「ないものねだり」「なんでもねだり」「フルドライブ」などなど勢いのある曲ばかりで、椅子席でしたが総立ちで盛り上がりました! ボーカルの鮪くんがこの日ちょうど誕生日だったようで、MCの時メンバーから"裸の写真集"と言って大相撲力士名鑑をプレゼントされたり(笑)、ライブ終了後にHappyBirthdayToYou〜♪の音楽が流れて、埼玉のゆるキャラ達が出てきてケーキでお祝いしてもらってました。25歳、若い!

続いて高橋優。初体験なので、どんな感じなのか座ってまったり観ようと思ったら、パワフルなバンドサウンドで演奏もボーカルもボリュームMAXでちょっとびっくり。イメージとだいぶ違いました。秋田出身のようで、「泣ーぐー子ーはーいねがっ↑」ってコールアンドレスポンスしたりしてなかなか面白かった! 締めくくりの「福笑い」は知ってたので、一緒に歌ったりして楽しめました。 ただ、100レベル後方でサイリウム持って踊ってる人が居てそちらが気になってしまった…(汗)。(←有名な方のようで、その後もちらちら視界に。^^;)
その後のステージ転換中、席でTさんとお会いしてしばしおしゃべり。久しぶりにお会いできて嬉しかったです(≧▽≦)

そして3番手はくるり。くるりはメンバーチェンジを繰り返すようになってからは聴いたり聴かなかったりで、生で観るのは12年振り。現在の体制がどんな感じなのか楽しみにしてたんですが、トランペットのふぁんふぁんさんが産休中のため、今回は核の2人+サポートミュージシャンという体制でした。ステージ転換中の音合わせで本人達が出てきて「ワンダーフォーゲル」を少し歌ってくれてテンションUP! その後一旦退場してから改めて登場し、「虹」「東京」を立て続けに披露。中盤のにぎやかな曲では、ふぁんふぁんさんの「ありがとう〜」という声がサンプリングされていて、MCの時も岸田さんが「メッセージを預かってる」と言ってそれを再生してました(笑)。「ばらの花」もめちゃくちゃ好きなので聴けて嬉しかった♪

くるりが終わったところで、椅子席からスタンディングフロアへ移動。前方ブロックのうち、左側のブロック(田村君側)の右端を確保し、奇しくもアラバキでのバクホンの時と似たような位置に。
ここからは「VIVA LA J-ROCK ANTHEMS!」と題して、亀田誠治さんがベース、ペトロールズの長岡さん&赤い公園の津野さんがギター、凛として時雨のピエールさんがドラム というスペシャルバンドが登場。そこに1曲ごとにボーカリストを迎えて日本のロックアンセムを歌うという企画で、最初にキュウソネコカミのセイヤさんが登場してバンプの「天体観測」を、続いてBOOM BOOM SATELLITESの川島さんがhide with Spread Beaverの「ピンクスパイダー」を、大森靖子がジュディマリの「そばかす」を、KREVAがウルフルズの「ガッツだぜ!」を、高橋優が尾崎豊の「15の夜」を、最後はKEYTALKの寺中さん&首藤さんがサザンの「勝手にシンドバッド」を、それぞれのカラーで披露。 この時はステージ上にある大きなビジョンに歌詞も出ていて、みんなで歌おうという感じでした。バンドマスターが亀田さんという事もあって、まるで亀恩を見ているようなお祭り感。あっという間だったけど、面白かった!

お次は、去年再結成を果たしたKICK THE CAN CREW! KREVAはお馴染みだけどキックのライブは初体験。3人でPerfumeみたいな自己紹介を挟んだりして(笑)、「マルシェ」「地球ブルース〜337〜」「スーパーオリジナル」「カンケリ01」「イツナロウバ」など惜しみなくやってくれて楽しかった!(≧▽≦) 3人がステージ上を縦横無尽に歩きながら歌う様はかっこよくて、あぁ〜再結成したんだなぁ〜〜としみじみ眺めてしまいました。

そしてお待ちかね、スピッツの時間! この日は音合わせするスタッフに混じってクージーも試奏してました。ふと振り返ると、200レベル・400レベルもお客さんでいっぱい。前方ブロックもアンセム〜キックの時点でかなりぎゅうぎゅうだったので、この後のさらなる圧縮にドキドキしながらジリジリと待機し、いよいよスピッツ登場〜。
マサムネは紺色の半袖シャツに、アラバキの時とは別のハット、テツヤは斜めに白黒ツートンの(全体でボウリングのスペアマークになってるみたいな)ダボッとしたトップス、田村君は水色のアジカンTシャツ(←同日開催のJAPAN JAMのほうにアジカンが出演したのを意識?)、崎ちゃんはアラバキと同じ水玉シャツでした。
この日のセットリストはこちら。

01. 夢追い虫
02. 不死身のビーナス
03. 春の歌
04. チェリー
05. 魔法のコトバ
06. 雪風
07. 運命の人
08. 野生のポルカ
09. 恋する凡人
10. 8823

アラバキと日にちが近かったこともあってか、セットリストは予想通りアラバキとほぼ同じ。ビバラのほうが持ち時間が長かったのか、一曲多く「魔法のコトバ」が聴けました♪
埼玉だから「大宮サンセット」やるかな?と思ったんですがそれは無く。フロア天井にミラーボールがあったので「エンドロール〜」をやったりして?と思ったんですがそれも無く(^^;。 「野生のポルカ」では原曲通り"武蔵野の空"でした。
ステージ上のビジョンには、嬉しそうな表情のメンバーショット。ただ、照明の加減なのかマサムネの頬がコケて見えて少々気になってしまった…(汗)。一週間前に自然光で見た時のほうが若く見えたぞ!?

では、うろ覚えのMCを少しだけ。
今回はほんとに記憶が断片化してるので、印象に残ってるセンテンスだけ順不同で羅列しますスミマセン。
マ:「今日はスピッツ最年長で、お肌も気になってきて…ドモホルンリンクルとか(会場笑)。でも今日はモイスチャーが凄いですね」
(↑観客の熱気を受けて。ちなみに"モイスチュア"と発音してました笑)
マ:「埼玉最高! 埼玉県民じゃない人も居ると思うけど、あえて言おう埼玉最高!」

中盤のMCにて。
マ:「…えー、スピッツといいます。(会場笑) ベース田村〜!」
田:(水飲んでる最中だったので慌てて)「…田村です」
マ:「残りのメンバーはWikipediaで調べてください」
テ:「絶〜っ対 調べろよ!?」
↑アラバキでウケたWiki方式を今度は田村君で(笑)。すかさずマイクに寄って観客に念押しするテツヤ。

終盤アゲていく曲の前では…。
マ:「スピッツはまったり系の曲が多いから、次のバンドに備えて休憩中の人も居るかもしれないけど、俺らは俺らで盛り上がって行きたい。」
マ:「まだまだ若いもんには負けたくない!負けていたとしても認めたくない!」(会場笑)
マ:「スピッツについてきてくれるでしょうか?(会場:ワァー!)ありがとうございますっ!」
↑この、"負けていたとしても認めたくない"っていうのがなんともマサムネらしくて、笑いつつもグッと来ました。最後のありがとうございますの言い方も面白かった(笑)。

あとは演奏で覚えてる事を…。
「チェリー」の時だったかな?定かじゃないですが、歌いながらマサムネがやたら右のイヤモニを気にしてて、演奏より微妙に遅れて歌うところがありました。その後ギターチェンジの時スタッフに何か指示するかと思ったら、首を傾げつつも何も言わなかったので、一時的なものだったのかな?(その後は目立って気になりませんでした。)
終盤は田村君のベースがしばらく聞こえなくなる場面も。暴れまくってシールドが抜けたのかと思ったけどちゃんと繋がってたし、すぐ音が戻ったので良かったけど…。あとステージを右へ左へ動き回る途中でドラム台の脇で後ろ向きで立ち止まる瞬間があったんですが、田村君の背中越しにお皿持ってるスタッフが見えたので、きっとまた何か食べさせてもらってたんだと思います(笑)。最後の最後では、ベースを放り投げてキャッチ!するはずが 落としちゃって、あー…って感じで苦笑いしながら拾ってました(笑)。
あとから聞いた話では、スピッツの時はアリーナ自体に入場規制が掛かってて、中に入れなかった人も居たようです。ほんとに…!? 100レベル全体がどんな感じだったか分かりませんが、私達が居たブロックは心配してたような圧縮は無かったので良かったです。ブロック間に通路があるので視界良好で、そこを行きかう撮影スタッフや内藤カメラマンを横目に見ながら、ただひたすらノリまくり。「運命の人」のサビからもうピョーンピョーンとジャンプする田村君につられて いつも以上にジャンプしてしまい、その後の怒涛の3曲で足が瀕死状態になりました(汗)。やられた〜!でもめちゃくちゃ楽しかった!(≧▽≦)

そんなStarステージのトリは[Alexandros]。こちらもバクホンとの対バンライブで見て以来2度目。 この時は場所移動して100レベルの一番後ろの椅子席に座ってまったり観てたんですが、スタンディングの観客全体が波打ってジャンプしている様がそれはもう壮観でした。後方ブロックではサークルモッシュも発生していて大盛り上がり。 ドロスはとにかく演奏がカッコイイですね!ギターが特に心地いい。中でも新曲の「ワタリドリ」が好きなので聴けてよかったです。 ただ、最後まで見てると退出時に混雑すると思ったので、アンコール手前で名残惜しく退出。…と言いつつ時間には少し余裕があったので、ビバラガーデンでやついいちろうのDJをBGMにちょっとだけ飲み食いし、途中の駅で皆と解散して夜行バスで帰還。 こんな感じで、0泊3日の弾丸ビバラ遠征は終了〜。

今回はずっとStarステージに居ましたが、複数ステージあるうち StarステージとVIVAステージは隣り合っていて 演奏時間もギリギリ被ってないので、見ようと思えば全バンド見れたと思います。 ただ、観客の入り具合で中の経路が予告なく変わるし、建屋自体の入退場ゲートも時間帯によって一方通行になるので、屋外ステージも含めて効率よく回ろうとするとかなりのスキルが要ると思われます(汗)。 自分には今回くらいのゆったりさがちょうど良かったかな。
さいたまスーパーアリーナで"フェス"って、行く前は想像つかなかったんですが、屋内ステージなら天気を気にしなくてもいいし、スタンディングや椅子席で好きなように見れるし、食べ物もいっぱいあるし(←今回アーティストコラボ飯は食べませんでしたが汗)、とっても快適なフェスでした。スピッツが出る年にまた行けたらいいな。 次回は迷子にならないように頑張ります(笑)。

Very very very special thanks to ジェン吉さん&あやさん&Tさん♪

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