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スピッツ メディアレポート

TOYOTA アイシス presents 「All About Spitz」
2007/07/22(日) ZIP-FM
レポ by 芽ぐみ

DJ:岡本祐佳
ゲスト:スピッツメンバー全員

(一人ずつ簡単な自己紹介をしたあとで…)
D:え〜まずはスピッツは1987年に結成されて、今年でなんと結成20周年ということで、おめでとうございま〜す!
全員:(笑)うぃっす。ありがとうございまーす。
D:まぁ、オギャーと生まれた子が成人式を迎える、と。
マ:そうなんですよねー。
D:何をやってもいい年になるわけなんですけど。
田:何やってもいいんだ(笑)。
D:そうそう、ある程度ね。
田:ある程度。
D:社会的な責任を負いつつね。
マ:あ〜。
テ:立派になられて…。
D:そう(笑)。20周年と、あえてこう振り返ってみてどうでしょうかねぇ。
マ:ねぇ。でもあっという間ですよ。20年前の色々そういう雰囲気っていうのがそんな大昔のようには思えないっていうかちょっとバブルの始まりぐらいの頃だと思うんですけど。
D:そうでしたよー。
マ:ダブル浅野とかね。
全員:(笑)。
D:はいはい。
テ:っはっは!
崎:トレンディドラマの。
D:懐かしい〜!
田:まっったく関係なかったけどね俺ら。
マ:俺らにはあんま関係なかったけどねぇ、ああいうね。
D:え、そうです?関係なかったですか?
マ:関係なか…ったよねえ?ああいうディスコとか、行ってないよね?(笑)
田:行ってない。
D:行ってない?あら〜。
マ:うん(笑)。あバイトはでも結構多かったですけどね。たぶん今よりも待遇のいいバイトが多い時代ではあったと思うんですけど。
D:あ〜。じゃあもう働きながら…
田:働きながら(笑)。
D:音楽一生懸命しながら…。
マ:学生しながら。
D:学生しながら。
マ:はい。
テ:ダブル直子。
マ:え?誰それ(笑)。
テ:飯島直子と網浜直子。
全員:(笑)。
マ:あ〜〜!そうかそうか。
D:そう、居ましたねぇ。もうちょっと最近…(笑)…珍しいのが出てきました、ダブル直子。
マ:はい。
D:ま、そんな時代を経て結成20周年ですが、ずっとその音楽活動…スピッツとして活動していく中で、常に思っていた事というか、いつも核にあったものっていう事、何かあります?
マ:ま核にあったというか、いろんな事やってきたんですけど、まぁなんとなく今思えば、その結成当時の…あの自分から見て、今のやってる事っていうのがかっこ悪く見れないような事やりたいなっていうのは常に。うん。ここを越えるとヤバイかなっていうのが、やっぱり。その20年前の自分の目線、だったりしますよね。
D:へぇ〜…。じゃ20年前の自分は、今の自分を…
マ:まハッキリ言って、ダメだろって言うかもしんないけど。んはははは。
テ:もう全否定かもしれない。
マ:はははは。だけどまぁ…う〜ん。…がんばってますよ?
D:(笑)え〜まぁ20年の間でほんとにたくさんの曲を私達に届けてくれたわけですが、今日はその中からラジオの前のみんなにいろんな曲を選んでもらってオンエアしてるわけですが。特にメンバーとして思い入れのある曲って…
マ:自分達の曲で?
D:ありますかねぇ?
田:俺…は、思い入れのある曲、新曲なんだよね、常に。うん。
D:あ〜そうですか〜。
田:だから…言えないんだけど。んふふふふ、何の曲かはね。だから「群青」とかは実は…次のシングルなんだけど、一年前の曲なので。
マ:録ったのはね。
田:録ったのは。
D:あぁそっか〜。
田:だから、う〜ん、実はウ〜ン番目の思い入れになる曲とか(笑)。俺はね。
D:はぁ〜。そういう事なんですね〜。じゃもう生み出してしまったものはもうみんなの手にゆだねる感じですかそれは。
田:うん、あるしィ、新曲…一番新しいものに対して集中してやってくので、それが、どれかと聞かれればそういう話なんだけど。
D:はぁ…ありすぎますからね。曲がねぇ。…そうですよね、崎山さんどうでしょう。
崎:ん〜やっぱりねぇ、こう…結構レコーディングしてるので、早く届けたいなってのはあるんですけどもね。ええ。まぁそれは後日ってことで。
D:後日(笑)。
全員:(笑)。
テ:あっはっは!新しいなオイ。
田:後日。
マ:後日ね〜。
テ:後日だよ後日。
崎:機会があれば。
テ:後日って言ったら後日!
田:(笑)機会があればって言ってるよ。
D:あっはっは。三輪さんはどうですか?
テ:はい?…え〜、曲でしょ?
D:そうそう曲の話ですよ?
テ:曲…そうですねぇ。え〜………田村に言われちゃったんでね。
マ(田?):えっへっへ。
テ:んまぁでもほんとにあのー、みんなと一緒です。
崎:…うはははは。
マ:新しい…
D:新しい、次の曲。
テ:はい。
田:みんなってメンバーってことね?
テ:んまぁそれもあのー、マサムネの歌詞と一緒で、取る人の自由で。
D:あーそういうことですね〜。さて思い入れのある曲が、これから先に出る新曲であるなんていう話を今伺ったところなんですが。実はこのあと後半1時間はスピッツのナンバー人気投票ベスト10がいよいよ発表となるんですね。
マ:はい、どうも。
D:はいもうこれ1曲選ぶなんてリスナーにとっても辛い話かと思うんですけれど、皆さん的にはどうでしょうどの曲が1位…トップ3ぐらいに入ってると思いますか?
マ:まぁ、無難に、無難に行くと、「チェリー」とか…。
テ:うん。
マ:「ロビンソン」…。
テ:「空も飛べるはず」とかね。
マ:(笑)。
テ:…に、なるだろう…
マ:…かなあ?
テ:うん。絶対「Y」ではないね。
崎:(笑)。
マ:ね。
D:今挙げた曲がトップになる…上のほうに行くであろうっていうのはどういう所からですか?
マ:ん〜ま・単純に、ヒ、ヒット曲(笑)。
全員:(笑)。
D:ヒット曲(笑)。
テ:んまぁあとそういう…なんつーのベスト…ナントカっていうのは、過去にもやったことがあって、そういうデータを色々…
D:あ〜そうなんですね。
マ:ん〜〜。
テ:見るとね。やっぱその3曲は強いかな、と。
田:でも興味深いよね俺らも。なんか統計とってもらいたいけど(笑)。
D:あ〜、統計お送りしときます。
田:30代、男性、とか。
テ:でも意外と新曲もね〜上位に居たりするんだよね。それが嬉しいんだけどね。
マ:あと意外と「スターゲイザー」とか、人気がある時もある。
D:はぁ〜。今おっしゃったように年代別で分かれてくる可能性は高いですね。
マ:う〜ん。ねぇ。
D:あと女子男子。
マ:女子男子。あ〜、あるかもしんないですね〜。
テ:絶対「波のり」ではないね。
マ:違いますね。はい。
D:(笑)…ということでね、いろんな曲が、え〜もうすでにエントリーになってますので、後半1時間人気投票ぜひ、まだ1票投じてない方は1票入れていただきたいと思います。
マ:よろしくお願いします。
D:じゃあまず最初にですね、この時間お届けするのは、TOYOTAアイシスのCMソングでもある、4月リリースになっているこの曲まず皆さんにお届けしたいと思います。「ルキンフォー」。

♪ ルキンフォー


(アイシスのパノラマオープンドアにちなんで…)
D:皆さんが解放感を感じる時ってのはどんな時ですか?
マ:解放感っすかぁ?
テ:解放感あれだよ、あの〜ライブが終わったあとの
マ:あ〜。
テ:帰りの車の中。
マ:帰りの車ん中ね〜。
全員:(笑)。
テ:テンション高いもんね〜!
マ:ライブの緊張感から解き放たれたような…。
テ:超解放感だよね〜。ちょっと聞かせられないし見せられないよね。
マ:(笑)。
D:(笑)そうなんですか?
テ:ははは。
マ:ちょっとしたパーティー状態で(笑)。
テ:すごいよ〜。
崎:(笑)。
D:え、ぐったりってことは無いんですか?
マ:無いですね〜。
テ:ま、ライブ終わった直後だから、まだあの…興奮してる。
マ:結構気持ちが高揚してる。
テ:体が。
マ:テツヤとかはあの〜、ゴハン会場で寝てたりするんだけどね(笑)。
テ:結構早いんですよ。
D:(笑)そうなんですか?
テ:ハイ。終わるのも。
崎:(笑)。
田:でも一番ピークだよね。
テ:そうそうそう。朝とその時間ですね俺。
D:(笑)じゃああの解放感を感じる曲ということで、ここで1曲何か選んで欲しいなと思うんですが。
マ:はい。結構ねぇ、80年代のアメリカのポップスとかって俺リアルタイムで嫌いだったんスけど、今振り返って聴くとね意外と…こう爽やかで(笑)、イイ温度だなと思う事もあって。
D:え、なんで当時嫌いだったんでしょうね?
マ:当時はね、ちょっととんがったロックのほうが好きだったんですよ。だからあの「ベストヒットUSA」に出てくるような曲はみんな嫌いで。
テ:当時竹の子だからね!
マ:竹の子か〜(笑)。
田:(笑)とんがってた…
テ:とんがってたからね。色んな意味で。
マ:でも今はねぇ、そういうカルチャークラブだとかトンプソンツインズとかそういうの聴いてもなんか、あ〜意外に面白いなぁと思ってまして。最近ねぇ来日したバンドでエイジアって、当時は産業ロックとか売れ線とか言われて、
D:言われてましたね。
マ:うん。俺もちょっと苦手なタイプだったんスけど。最近ちょっと変わってきて、聴いてみると、ちょっと胸キュンメロディでいいなぁと。
D:胸キュンね?(笑)
マ:ええ。胸キュンだけどこう…なんつーの、リヴァーブ感の解放感っていうのかな。
D:あ〜。聴いてて気持ちイイ〜
マ:そうそうそう。
D:爽やかな…
マ:スカーッと抜けるような感じでね。
D:でも胸キュンもするっていう。
マ:胸キュンもする…
田:でも20年前の草野なら、こんな事は全然聞こえなかったけどね。聞けなかったけどね(笑)。
N:そうなんですか。
マ:たぶんそんなこと言ってる俺を許さないかも(笑)。
テ:無視してたよね。一週間無視とかね。エイジア好きって言っただけで。
全員:(笑)。
D:そうなんだ…。
テ:無視するからな〜。
D:時というのは人を変えますね〜。
崎:ははははは。
マ:変えますね〜。はい。大人になっちゃった(笑)。
D:(笑)大人になりましたね〜。
田:…(笑)さっき言った事の全否定になってる…。
D:そうか(笑)。じゃあその曲をですね、ラジオの前のみんなも一緒に解放感を感じていただきたいと思いますが。エイジアの曲はでは、どの曲で行きましょう?
マ:え〜「Don't cry」という曲を聴いてください。

♪ Don't cry (ASIA)


♪ くればいいのに feat.草野マサムネ from SPITZ (KREVA)


D:さて、エイジアの話が出てきたりと、色々昔の草野さんの話、今の話(笑)…色々聞いているところですが。草野さん自身のお話になるんですけど、「くればいいのに」でKREVAさんとコラボレートされておりましたが。ヒップホップとの競演、最初私達聞いてびっくりして…
マ:あ〜そうですか。
D:はい。でKREVAに聞いたところによると、曲が出来上がって、この曲だっていう時に、すぐに草野さんの声が浮かんで。
マ:あ〜。そう言ってましたね。
D:もうこれは草野さんしかないと、お話したら受けてくれたというような話を。
マ:いきなりなんか携帯に、メールが入ってきて。
D:あ、そうなんだ〜。
マ:そうそう。んで電話したら、なんかもう…そういう話になってて(笑)。彼ん中では。
D:なってた?
マ:はい。
D:でまぁ、やることに?…出来上がった作品を聴いて、どうでした?
マ:いや〜すごい、面白い…経験をさしてもらったな〜と思ったし、レコーディングん時に、KREVA君のラップのレコーディングの時にちょっと立ち合わせてもらったんスけど、あの〜歌詞カード見ないでやるんですよね〜。
D:へぇ〜。
マ:すげーなぁと思って。(笑)そういうなんか、俺より全然若い…ねぇ、人なんだけど、すごい、なんてーの?プロ意識みたいなの(笑)をまた思い出させてくれるような…うん。もともとKREVAのCDは好きで、聴いてたんで。
D:そうなんですか〜。
マ:ラップ以外の部分って実はすごいメロディアスで、いいんですよね〜。
D:グッとくる、まさに胸キュンな曲が。
マ:そうなんですよ。
D:たくさんありますよね。
マ:だからそういう所でね、あの〜俺の声を使ってもらったっていうのはすごい良かったなと思いますね。
D:お互いの、なんか良さが際立つコラボレーションでしたね。
マ:あ〜そう言っていただけると、嬉しいですね。
D:ええ。メンバーの皆さんは、聴かれてどうでしたか?
田:俺あんまりその、コラボレートされたものって個人的にあんまり好きではないのね。
マ:世の中の?
田:世の中の。でもこれは単純に…あの、草野が歌ってるからって抜きにして、いいなって思ってる。前あのスチャダラとオザケンがやったやつあるじゃん?「(今夜は)ブギーバック」とか。あれもすごいいいなって。必然性があって。
マ:そうそう、ムリヤリ感があんま無いっていうのがやっぱり条件だと思うんです。
田:あ〜いいなって。それと同じ匂いがあって、すごい家でよく聴いてるし、ラジオでもよく掛かってて。
D:そう、すごいリクエストが多いんですよね〜。…はぁ、そうなんだ。三輪さんは、どうお思いですか?
テ:そうですねぇ…はい。田村に全部言われました。
田:(笑)。言ったもん勝ちだから。
テ:でもほんとにあの〜テレビとかラジオでもガンガン掛かってるんでね。はい。すんなり耳に入ってきますよね。まぁ、マサムネの声も聴きなれてるってのもあるし、去年の夏KREVA君と一緒にライブもやったりとかして、その時の思い出もよみがえってきたりとか。結構楽しく聴かせてもらってます。
D:はい。崎山さんはどうでしょう?
崎:はい。あの〜車でも、車で聴いてもイイ感じな、あの〜スピード感でいいかなって気もします。
D:車で聴いても。
マ:飛ばし過ぎない…
崎:飛ばし過ぎない。ええ。
D:そうですね。
崎:イイ感じです。
D:そうですね。なんとなくこうゆっくりする時間も、景色を見る時間もあったりするという。
崎:うっす。そうですね、ちょっと迷っても…こう、その時間も楽しいみたいなそういう…
D:迷っても。…迷われるほうですか?道は。
崎:あんま迷わないんスけど(笑)。
D:迷わないですか。
マ:(笑)。
崎:まあまあ、たまに迷います。
テ:ははははは。
D:(笑)そうですか。
テ:峠ばっかだからね〜。
崎:はっはっは。
テ:基本的にね。
D:(笑)普段はヒップホップは聴かれたりするんですかねぇ?皆さんは。
マ:ヒップホップっていうか、あの…すごいあの、ポップなものは、KICK THE CAN CREWの時からKREVA君は聴いたし…。RIP SLYMEとか、そのへんの。ほんとに…名前が知られてる人しか聴いてないですけどね(笑)。
D:他にロックな曲を日頃聴いているイメージがありますが。
マ:なんでも聴きますね〜でも。雑食、です。
D:そうなんですね〜。あの先日リリースされた筒美京平さんのトリビュートアルバム「the popular music」。これにも草野さん参加されてますが。選ばれたのが「木綿のハンカチーフ」。
マ:そうなんですよ。これね〜(笑)、筒美さんから、なんかリクエスト…で。
D:あっ、そうなんですか〜?
マ:で、なんか、「木綿のハンカチーフ」と「よろしく哀愁」とかどうだろうって、おっしゃってて。で、ちょっと考えますって(笑)言ってカラオケ行って、そういう…歌ってみて。試しに。
D:試しにね。
マ:「よろしく哀愁」ちょっと違うかなと思って(笑)。それで「木綿のハンカチーフ」だったらまぁ、簡単ではないけど、イケルかもと思って。
田:でもライブで歌うって事考えたら、「木綿のハンカチーフ」って歌詞多いから大変だよ。
マ:歌詞多いね〜。
D:あ〜そうですねぇ。あの私個人的に「飛んでイスタンブール」とか、秋川さんが歌ってらっしゃいますけど今回。
マ:あ〜。すごいですよね〜。
テ:(笑)。
D:このあたりも草野さんに合うかなって勝手に思ってたり(笑)したんですけど。
マ:あ〜。う〜ん。俺も色々考えたんですけどね。あの筒美さんの曲すごいあのイイ曲いっぱいありますから。ね〜。
D:ええ。それではあの〜オリジナルは太田裕美さんの、この「木綿のハンカチーフ」。草野マサムネさんバージョンで聴いていただきます。

♪ 木綿のハンカチーフ


(ニューシングル「群青」について…)
D:草野さんからこれは、どんな風に聴いて欲しいと。どんな曲…?
マ:そうですね〜。まぁこれ、レコーディングして1年くらい経っちゃうんで…。アルバムにいつか入れようかなっていうことで、録ってた曲だったんで、シングルになったっていうのは俺らにとっても一瞬意外だったような曲でね。それだけにわりと…あの、4人とも、素の演奏というか、こびない演奏で(笑)。
田:(笑)そうだね。こびてないね。
マ:そうそう。わりと素な感じで。
D:大橋さん・植村さんを今回ゲストに迎えるっていう…これは?
マ:はい。それもね〜アルバムの中のこうなんか実験やりたいなと思ってたんで。でも結果的にすごくそのへんもポップに仕上がったかなと思うし。3声でずっとハーモニーを聴かせるっていうのがね。
D:うん。非常にあの全編3声ハーモニーという。これほんとにあまりない試みでありますもんねぇ。
マ:バンドの感じはでも、20周年っていうのにわりと…こう合ってるというか今までスピッツがやってきた曲とかちょこちょこ色々、エッセンスとして入ってるかな〜と。「あ、ココあの曲みたい!」っていうのが、バレやすい(笑)。昔のスピッツの色んな要素が入ってるかもしんない。
D:は〜そうですね、そう思いながら聴いていただいてる方もたくさん居るでしょうね。それではそのナンバーをお送りしたいと思います。8/1リリースのニューシングル「群青」。

♪ 群青


D:そろそろお別れの時間が近づいて参りました。ニューシングルもまもなくリリースということで、え〜そろそろニューアルバムは、どないかな?と思ったりするんですが。
マ:はい。そうですねぇ。
D:ええ。どうでしょう。
マ:ま、出るはずなんですけどね。
D:出るはず…?
マ(笑)はい。
田:出るだろ。
マ:出るです。
田:出るですって(笑)。
崎:出るです(笑)。
テ:まぁこのシングルも、アルバム用だもん。で、レコーディングしてたからね。
マ:そうですね。
D:あ〜そうなんですね。
テ:出ますね。
田:このシングルが1年前に録り終わってたって時点で…
マ:そうなんですよね。
田:推測されるとじゃあ…年内には、って感じなんじゃない?
マ:そうですね。はい。
D:年内には。そうですか〜。みんな年内には届くそうです。じゃそれをまずチェックしてからツアーになりますね。
マ:そうですね。
D:そうですね、現在発表されているスケジュールでは東海地方(中略)4公演用意されているわけですけども。これは準備としてはいつぐらいから掛かるんでしょうかねぇ?ツアーの準備っていうのは。
マ:ん〜もう夏の…
テ:そうだね。イベント終わったら。
マ:イベント終わったら。
D:そろそろ。
マ:そうですね〜。
D:そろそろですか。20周年記念すべき、な感じになるんでしょうか。21年、これから30年40年に向けての…
マ:うん。結構ねぇ今あの〜すごいイイ目標になる先輩方がいっぱいいらっしゃるじゃないですか。あの松任谷由実さんとか小田和正さんとか、すごいじゃないですかパワーが。
D:すごいですねパワーが。ほんとにね。
マ:だから、そう思うと俺ら…まだペーペーだなと思うし。
D:いやぁ〜。
マ:だからねぇ、まだまだ…全然、駆け出しのつもりで、これからもまた気合入れてやっていこうと思いますけどね。
D:20周年で駆け出しのつもりで。初心忘れずということですね。
マ:そうですね。はい。
D:最後にスピッツはどこへ行く…この漠然とした質問をぶつけてみたいと思うんですけれども。
マ:う〜〜ん。どこ…どこ行こうか?
テ:ツアーに行く。
マ:(笑)ツアーに行く。まぁでも…おんなじような感じで、やれたら幸せかなと思ってますんで。あんまこうおっきな野望もないし。ええ。
田:俺らは同じようにやってるつもりはないんだけどね。
マ:(笑)。
テ:ははは。
田:毎回違うことをやってるつもりなんだけど…
マ:相変わらずだよね、って。
全員:(笑)。
田:言われ続けてる。
テ:もううんざりだね!
全員:(笑)。
D:(笑)そんな。でもなんか今おっしゃった同じことやってるつもりがないっていうのは聴いてる人間もどんどん年をとって行くわけで、その年代になっても昔というよりも今を同じように走ってくれている感じが、前を走ってくれている感じがあるので、ファンもいつまでもついて行くと思うんですよ。ね。
田:ありがとうございます。
全員:(笑)。
D:あと10年したら、結構親子3代とかでライブとかね。
マ:いやもう今ね、いらっしゃるんですよ。
D:あ、いらっしゃいますか〜。
田:え、でも3代だよ?
マ:いやだから最初に聴いてくれるようになった人とその人のお母さんと娘さんとか。
田:そっかそっか。
D:そっかそっかー、引き寄せてくるわけですね。
マ:最初に聴き始めてくれた方がお孫さん連れて来るようになるには、あと20年ぐらい掛かるかなぁ?
D:あと10年で行きますって。
マ:10年で来るかな〜?
D:行くかも行くかも。ええ、突っ走って行っていただきたいと思います。え〜じゃあ例えば今から50年経った時。
マ:ごじゅうねん?
D:はい。結成70周年でーすみたいな時ですよね。×××(?聞き取れず)の長さも若干短めになってるかと思いますけど。
テ:50年だろ?90だろ?…90ね〜入れ歯だねきっとね。
マ:あ〜。「じーさん昔バンドやってたんだよ」って言ったら「じーさん寝ぼけたこと言ってんじゃないよ」とか言われたり。はっはっは。
D:(笑)いやいやいや〜。やっぱりステージに立って色々曲届けて欲しいなと。
マ:うん。まあでも音楽ずっと続けられてたら、ほんと幸せだなとは思いますけどね。どんな形であれ。
D:ええ。またその時には、All About Spitzってことで。え〜スピッツの70年を振り返るという(笑)。3時間では足りないと思いますが。
マ:終わらないね〜。
崎:途中で寝ちゃうね(笑)。
田:ムリだねそんな収録。
テ:あ〜。誰か寝るね。
マ:寝る寝る。
D:それもまた醍醐味ということでね。えっとそれでは今日はほんとにお忙しいところありがとうございました!
全員:ありがとうございました〜。
D:最後に8/1リリースのニューシングルのカップリング「夕焼け」を聴いて、みなさんとはお別れになります。ということでこの時間のゲスト、スピッツでした。ありがとうございました〜。
全員:ありがとうございました〜。

♪ 夕焼け


以上、インタビュー部分はこんな感じでした。
ラジオだと声の聞き分けが若干分かりづらい時があるので間違いもあるかもしれませんが…。
あと「(笑)」となってる所は、一斉に爆笑というよりはじわじわとみんなの笑い声が重なっていく感じです。そして笑いながら同時に話し始めるので文字起こしが難しい…!
でもそんなちょっとユルめな4人の空気感が伝われば嬉しいです。
ちなみにこの日行なわれていた人気投票ベスト10はこんな結果になってました。

1位 チェリー
2位 空も飛べるはず
3位 ロビンソン
4位 楓
5位 8823
6位 青い車
7位 渚
8位 愛のことば
9位 正夢
10位 スピカ

メンバーは見事に予想してましたね!
結成70周年なんて遥かに先の話だけど、現実味がまったく無いわけでもなさそうな感じがまたスピッツのすごいところですね。ずっとついていこうと思いました。

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