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スピッツ メディアレポート

BEATNIK JUNCTION 〜LACHIC CENTURY SESSION〜 
2007/10/04(木) ZIP-FM (公開生放送)
レポ by 芽ぐみ

DJ:ケン マスイ
ゲスト:マサムネ&テツヤ

♪ 群青


D:こんばんは!ご紹介しましょう、スピッツから草野マサムネさん、ギターの三輪テツヤさんです。よろしくお願いしまーす!
マ:どうも〜。よろしくお願いしまーす。
テ:はい〜っす、こんちは!
D:というわけでね〜
マ:(スタジオの外を見ながら)おお、すごい…!
D:ねぇ、皆さんどこに隠してたのかっていうですね、スピッツのグッズですとか、いろんな雑誌の表紙ですとか…。
マ:うぃっす、ありがとうございま〜す。
D:はい、振っておりますけどね。ありがとうございます。このあとたっぷりとですね、お二人の素顔とそして新しい作品の事も聞いていこうと思うんですけども。昨夜はほんとありがとうございました生放送で「MUSIC GOES ON」!
マ:いやいやいやもうこちらこそ。楽しかったですよほんとに。
D:ねぇ〜、濃い時間を…。夜にラジオって久々ですか?生放送って。
マ:そうですねぇ!
テ:そうだねぇ〜。
マ:しかもあんな長い時間…
D:そうですよねぇ。
マ:たっぷりとやっていただいて。
D:え〜お二人とも今日は、黒…黒。
マ:たっ…(テツヤに向かって)たまたまだな。
テ:たまたまだねぇ。
マ:うん(笑)。
D:そうでしょうねぇ。
テ:ははははは。
マ:ちょっと涼しくなってきたんでねぇ。
D:草野さんは半袖のポロシャツですけども。
マ:ええ。
D:ええ。三輪さんは、パーカーに黒いTシャツで。
テ:はい。
D:アクセサリーも結構がっちりと付いておりますけども。
テ:んまぁ〜、そうですね。
マ:んはははは。
D:あんま話しかけにくい風貌ですよね。
テ:ん〜いやまぁ〜
D:ショップ店員風の…。
マ:あぁ〜。
テ:あ〜よくねぇ、間違えられる。
D:あ、そうですか。
テ:うん。
マ:お店に居ると?
テ:あの〜領収書もらうと。
マ:あっはっは。あ〜なるほどね。
D:あっそうなんですか?(笑)…はい。というわけであの〜「CENTURY SESSION」。前半部分はお二人の人柄に、そして後半部分はですね皆さんいつもの5問の質問を用意してますんで!まずはですね、そのクエスチョンタイムから行きましょう〜!

Q1. 最近、気になって仕方ない事は何ですか?

D:はい。では草野さんから。
マ:えっ!?気になって仕方ない事ぉ〜?…いや何だろう。えっとねぇ…ら、来年の…お・お・王監督どうすんのかな?って(笑)。
D:来年の王監督(笑)。
マ:はい〜。
D:三輪さん。
テ:気になってる…?んんん〜〜もっとねぇ質問が簡単だと思ったんだよね〜。
マ:(笑)。
D:ええ。それが気になってるんだ?
マ:あぁ〜〜。
テ:じゃあそれにしようか。
D:今後の質問が気になってる(笑)。はい!次行きましょう〜!

Q2. 分かっていても、つい失敗してしまう事を教えて下さい。

D:はい草野さん。
マ:分かっていても失敗してしまう事?…いや何だろうなぁ?…あの、歌…歌う時に、ここの歌詞いつも間違うんだよな〜と思いながら注意しても間違う…事がありますね。
D:(笑)なるほどね。歌詞でいつも間違えてしてしまう。三輪さん。
テ:俺ねぇ失敗を「しゅっぱい」って言っちゃうね。
D:(笑)。
マ:あ〜〜、あるねぇ。
D:噛むって事ですね。
テ:もうそれ結構多いですよ。
D:ははは!はい行きましょう〜!

Q3. 小さい頃の夢は何でしたか?

D:じゃあ草野さん。
マ:俺なんかねぇ、博士みたいなのになりたかった。
D:どんな博士ですか?
マ:イメージの…あの、試験管とか持ってるような…。白衣で。
D:試験管…白衣で。はい、博士。三輪さん。
テ:俺ねぇ真面目に考えてなかったね〜。キカイダーになるとかね〜。
D:(笑)。
マ:あ〜****とかね。(←聞き取れず)
D:ちょっとかわいそうな子供でしたかねぇ?
テ:もう〜ちょっとですねぇヤバイっすね〜。
D:キカイダー(笑)。半分機械なんですね。半分人間でね。
テ:そうそうそうそう。
D:腐っちまう!っつーの、あれね。
テ:ね〜ヤバイね〜あれね。でもアコギ弾いてましたね〜。
マ:アコギね?
D:あははは、アコギ弾いてるキカイダー。ギターが半分エレクトリックで半分アコースティックってありますもんね?でもね?
マ:えっ!?そんなのあるんすか?今。
D:っっ…!?キカイダーじゃないですか?あれ結構薄くて…
マ:おぉ〜…
D:見た目はアコギだけどぉ…
マ:ああ!なるほどね。
D:磁石が中に入ってる…
マ:あぁ〜あるあるあるある。キカイダーっぽい!
D:まぁ、そんなオタッキーな話いいんですけどね(笑)。
マ:(笑)専門的に…。
D:はい、すいませんでした〜。次行きましょう!

Q4. 「大人になったなぁ〜」と感じる瞬間を教えて下さい。

D:はい草野さん。
マ:大人になったな〜ですか?…いや〜何だろうなぁ?…う〜〜んと…いや大人ねぇ。難しいですねぇ。あの…最近出てる若いタレントさんとか、あのジャニーズのタレントさんとかね、見てるとぉ…すごい、ほんとにハタチぐらいでも、子供…に見えちゃう。あと自分ももう今年40ですから…。
D:ハタチぐらいの人が子供に見える、と。
マ:そうそう。あと高校野球の選手とかもぉ、すごく…。昔は年上なイメージだったけど今はもうさすがに、やっぱ高校生!っていうふうに見えちゃう。
D:高校野球であの優勝すると、勝ったりすると校歌歌うじゃないですか?
マ:ええ、ええ。
D:あれ子供の頃ほんとに歌ってんだと思ってました僕。
マ:あぁ〜〜〜。
D:こいつら太い声してるな〜と思ったんですけどもね。
マ:あれね!
D:それが大人に感じるんですよね逆にね。子供の頃聴くとね。
テ:あっはっはっは!
D:(太い声で)***〜♪みたいな。こんな声じゃないですか?全員。
マ:そうそうそう。
D:ねぇ?すいません話それました。(笑)大人になった瞬間、三輪さん。
テ:そうですねぇあの〜〜飲んでて次の日の事を考えるようになった。
マ:あぁ〜〜、瞬間だなぁ。
D:飲んでて次の日の事を考える。
テ:はい。
D:…考える。…はい!さぁ、ではきのうのゲストGOING UNDER GROUNDからの質問です。
マ:はい!

Q5.<ここからは録音メッセージです>
松:どうも!え〜GOING UNDER GROUNDのボーカル松本素生です。
中:はーいギターの中澤寛規でーす。
松:え〜マサムネさん、テツヤさん、どうもご無沙汰しております。さぁ、という事でですねぇ、あの〜ここでね、唐突に質問という事で。なんとねぇまだ僕ら、え〜30代には達してないんですよね〜。
中:そうですね。(マ:あっ、そうなの?)今年29歳っすからね。
松:今年29歳。で、まぁ30歳になるまでに、え〜バンドマンとしてやっとかなきゃいけない事は、何かなと。いつまでもねぇ、若々しくおられるから。あの〜(マ:笑)その秘訣なんかをねぇ、教えてもらえればね。
中:是非!
松:いいかなぁと思います。
<メッセージここまで>

D:全然若々しくないですね、素生君がね。「若々しくおられるから」ってなんかね(笑)。
マ:(笑)…29歳?
D:20…今8歳みたいですね。
マ:あっ、今28?あ〜なるほどね。
D:まぁ30までに、バンドマンとしてやっておかなきゃいけない事は何ですかと。…じゃあ草野さん。
マ:30までにぃ?…いや特に無いんじゃないですかねぇ!?そんな…もう。
D:特に無い?
マ:28でも立派な大人…ですよ。
D:そうですよね、(マサムネに向かって)ずっと変わらないですよねいい意味で。スレンダーですしねぇ。
マ:いやいやいやいや…。(テツヤに向かって)なんかある?
D:三輪さん、何か…?
テ:いやぁ〜〜、俺らはその時なんにも考えてなかったねぇ。
マ:うぅ〜〜ん…。
テ:なぁ〜んだろねぇ??
D:…答えが(笑)。じゃあ曲の間に考えて頂きましょう!
マ:はい。ふふっ(笑)。
D:え〜今日はスピッツから草野さんと三輪さんをお迎えしていまーす!

♪ Na・de・Na・de ボーイ


D:さぁ!え〜ではですねぇ、草野マサムネさん三輪テツヤさんスピッツのお二人からですね、いろんな質問を振り返っていこうと思うんですけども。
マ:はい!
D:先程の質問、まずあの〜GOING UNDER GROUNDのお二人からですね30までにやっておかなきゃいけない事。え〜草野さん何かありますかね?
マ:うん。あのねぇ、だんだん体硬くなってくる…んでぇ。
D:あはは!具体的な…ええ。
マ:あの、俺ここぐらいまで曲がるな〜とか、前屈とか上体反らしとか。それをねぇ一応あの〜把握しておく。
D:あ、自分の範囲をね。
マ:そうそうそうそう。
D:そうしておかないとライブで結構バキッ!ってやったりとかするわけですか?
マ:ありますよね。だから20代ん時はここまで行ってたぞ!っていうのをぉ、把握しとく。
D:(笑)今どのくらい行けるんですか?ちなみに。
マ:いやっ、俺ねたまにあの〜ストレッチとか…。元から硬いんすけどぉ、あの〜硬いなりに…キープはしてると思います。
D:ストレッチ…何分くらいやるんですか?一日。
マ:あのライブ前にぃ、あの〜(笑)そうですね40…40分ぐらいは。
D:40分!40分もストレッチ、やるんですか?
マ:ストレッチねぇゆっくり時間掛けてやったほうがいいらしいんですけど。
D:へぇ〜〜。三輪さん何かありますか?30までにやっとかなきゃいけない事。
テ:俺ねぇ30まではねぇ、結構あの〜体力的にもねぇ、あの〜大丈夫なんだよね。そいで30過ぎて35…過ぎてくるとねぇ、ガク〜ッ!とほんとに来たからぁ…。マサムネが柔軟ってやっぱその〜ライブとかのために…やっぱ、持久力をつけるとかいいんじゃないかなぁ。
D:ええ、なるほどね〜。
テ:今俺が大変だもん。
マ:(笑)。
D:あっそうですか。
テ:もう〜ゼイゼイしちゃうから。
D:どれくらいでヤバイなぁって、何曲目ぐらいで来るんですか?やっぱ…照明も暑いですもんねぇ。
マ:あぁ〜。
D:音もデカイし。
テ:あのねぇ、ライブ中はねぇ、意外と…頑張れるのよ。
マ:うんうんうん。
テ:終わってから!
D:あっはっはっは。
マ:楽屋でね。
テ:ああ。
D:楽屋で結構立てなくなっちゃったりとかある?
テ:もうねぇあの〜ご飯食べる気力も無いくらい。
マ:(笑)。
テ:けど体は興奮してるから眠れないからさぁ。
D:あぁ〜なるほどね。そういう事ですか。
マ:気持ちも高揚してるよねぇ。
テ:うん。
D:さっ、先程の質問をちょっとトップから振り返っておきたいんですけども。最近気になって仕方ない事。え〜草野さん、王監督の来年。
マ:うん。そうですね〜。どうされるのかなと思って。
D:どうして欲しいですか?逆に。
マ:ちょっとね、微妙なんですよ。あの〜監督さんとしては続けて頂きたいんだけど、お体のほうがちょっと心配なので。
D:王さんは個人的にも何か交流があったりとか、こう…
マ:いやっ、無いんですけどあの〜福岡出身なんでぇ、なんか福岡の街のお父さんみたいな今…存在に。
D:あっ、なるほどね〜。
マ:うん。存在なのでぇ…。ちょっと気になります。
D:気になってる、と(笑)。
マ:落合さんも気になりますね〜。
D:ええ。ちょっとね、巨人とかね。優勝してしまったら…。
マ:そうですねぇ。
D:…って事なんですけど。三輪さんどうですか?今後の質問が気になるって事ですけども。ま、じゃあ次の質問行きましょうかね?え〜つい失敗してしまう事。
マ:(笑)。
D:三輪さん。つい「しゅっぱい」って言っちゃう、ってね。よく噛むほうですか?
テ:噛むしねぇ、あの言い間違いも多いね〜。
D:ええ。たとえば?
テ:えっとねぇ、ザバイバルとかね。
マ:あぁ、サバイバルの事ね。
D:(笑)ザバイバル。
マ:ザバイバルね。
D:聖書(バイブル)みたいですね。
マ:(笑)。
テ:あのよく覚えてないんだけどよく指摘される。メンバーに。
D:ええ、そんな感じでね。草野さんは、歌う時に同じとこでいつも間違えてしまう。具体的にどの曲のどの部分ですか?
マ:具体的に言いにくいんですけど「てにをは」をねぇよく間違えるんですけど。「これが」とかいうのを「これを」って歌ったりとか。
D:ああ!ああ!
マ:そういうねぇ…微妙なとこなんですけどぉ。
D:え〜でも過去の作品で自分で覚えてない曲とかっていうのは、ライブで突然やる事になったらもうずっと聴いたり読んだりして思い出すわけですか?それとも入ってるほうですか?
マ:最近やるようになりました。ちょっと…あの、ライブ…ツアー始まる前にちょっとiPodにズラッと並べて聴いてみたりとかは…。最近、怠け者なんで、一応。はい。
D:(笑)小さい頃の夢。草野さん、博士。試験管持って…どういう博士ですか?これは。
マ:いや〜分かんないけど、昆虫とか好きだったからね。そういう…生物とかね。うん。なんか研究する人っていうのがいいなぁと思って…。
D:あ〜なるほど。今は逆に何か凝ってる事とかありますか?
マ:凝ってる事ですか?
D:うん、研究してるような事とか。
マ:研究は無いけど、あの〜海行くの好きですよ。
D:海!?
マ:うん。
D:海行って何するんですか?釣り?
マ:いやっ、あの〜スキューバもやる時あるし、あのシュノーケル…シュノーケリング好きです。
D:へぇ〜。ほとんど素潜りですよねシュノーケリングって。
マ:うん、でも生き物見るの好きなんで。
D:へぇ〜〜!
マ:山も行ってみたいですね。
D:え、三輪さんは?…キカイダー?
テ:はい、キカイダーです。
D:ええ。真剣にキカイダーになりたかったわけですか?
テ:いや真剣じゃないね〜。あの〜きっとお調子モンだったから。
D:じゃあ物心付いた時には…(笑)何になりたかった?
テ:でも今思い出したけどねぇ、小学校2年か3年ん時に友達とぉ、牧場経営を夢見たね〜。
D:ふはははは!
マ:(笑)牧場ね。
D:具体的にどういう動物が…居たり?
テ:牛だね。
D:牛(笑)。
マ:牛ね。
テ:主に牛。
D:牛、はい。食うほうですか?牛乳…
テ:乳搾りだね。
D:そうですか(笑)。
マ:オーバーオール着てね。
D:(笑)…大人になったなぁと感じる時。草野さんはハタチぐらいの人が子供に見える、ってねぇ。
マ:そうですねぇ〜。
D:でも変わってないって言われませんか?ご自身も。見た目とか、いろんな意味で。
マ:ん〜、言われるけどまぁ…ねぇ?8割方お世辞かもしんないし。
D:いやいやそんな変わってないですよほんとに。ええ。
マ:なので…たまにあの〜「群青」ってシングルの時、あのさっきの曲ね。あの歌番組…に出たりして、テレビ局で色々「あ、知ってる知ってる!」っていうタレントさんとか見かける事あるんですけども。やっぱすごい若い…タレントさんがさらに若く見えるんですねぇ〜〜。
D:(笑)。三輪さんは?次の日の事考えて飲む、と。
テ:うん!
D:次の日たとえばどういう事があると気になって…?
テ:あの昔は結構次の日の事なんか考えないで、あの〜酔っ払って失敗した事が多かったんだけどぉ。今ねさすがにねぇ、あの〜体もキツイんだよね。二日酔いが三日酔いぐらいになる。
D:あ〜なるほどね。
マ:んん〜。
テ:だから次の日ライブとか仕事があると思ったら、もうツライのはヤだからぁ…。
D:(笑)基本的に体がツライ!って事が多いですよね?
テ:体がツライ。
D:今日のメッセージの中心は。
テ:やっぱね?40にもなるとね?
D:はい(笑)。40になったスピッツのお二人がですね、え〜スピッツらしい曲を選んで頂きました。「私ラシックナンバー」と呼んでるんですけども。
マ:うん。
D:曲のほうを紹介して頂いていいですか?
マ:はい。え〜ずっとお手本にしてるバンドです。チープ・トリックの「DREAM POLICE」という曲。
D:はい。このあとなぜこの曲を選んで頂いたか、こっそりと聞いて行こうと思います。

♪ DREAM POLICE (Cheap Trick)


D:スピッツの草野さんと三輪さんの「私ラシックナンバー」です。チープ・トリック「DREAM POLICE」。79年のアルバム「DREAM POLICE」からお送りしてますけども。
マ:はい。
D:これは、どういうアレで選んだわけですか?
マ:そうですね79年ぐらいからぁ、こう…ロックを聴き始めてぇ、だいたい…あの〜クイーンとかエアロスミスとか、キッスとかね。でチープ・トリック…がぁ一番なんか、俺はぁ、ずっとお手本に…したいバンドだったっていう。
D:草野さん的にどういうあたりをお手本にしたいと?
マ:あのハードな曲もイケて、メロディアスな曲もイケるしぃ、ユーモアもあるしぃ。で、4人の…4人バンドで、ギターサウンドでっていうところで。
D:ん〜、なるほどねぇ。三輪さんは?
テ:そうっすね、まぁ4人とも共通するのがやっぱりギターロックバンドが大好きっていう。ま、そん中の1バンドではありますね〜。はい。
D:そうですかぁ。あのリック・ニールセンがすごいへんてこりんなギターで有名ですけども。
テ:そうですね〜。キャラクターも立ってますもんねぇ。
マ:うん。
D:立ちまくりですよねちょっとね。目立ってますよね。
テ:当時ねぇあの〜、やっぱあの〜ハードロックを聴いてたんでぇ、そうするとやっぱギタリストだと長髪!…でもニールセンは坊主だったもん。坊主ってか丈が短いんすよ。
マ:キャップだもんね。
D:そうですよね。ちょっと太ってるしね。
マ:最近ちょっと太ったのかな?
テ:最近はね〜。
マ:昔はのっぽなイメージだったけど。
D:…はい。さぁスピッツ結成20周年。今日もね、スタジオの前に「20」「おめでとう」ってね、あの〜結構…ね。
マ:ありがとうございます!(外を見ながら)ありがとうござい…おぉ〜ありがとうございまーす!
D:レフトスタンド的な…(笑)。
マ:おぉぉぉ〜〜!
D:…感じもありますけども。
マ:ね。はい。ありがとうございまーす。
D:4人がこう20年同じバンドで居るための秘訣ってのは、どのあたりに…あります?
マ:っていうかまぁ…あの〜、運ですよね。
D:あぁ〜。そうですかぁ。
マ:あの4人とも(笑)同い年だったりとかぁ、まぁあと…あの女性の好みがバラバラだったりとか。ふふふ(笑)。
D:(笑)4人ケンカにならないように。
マ:ケンカにならないように(笑)。
テ:ケンカになんない。あと4人、あの〜長男なんですよね。
D:あっ、そうですか〜。
マ:んでのんびりしてるっていうのもあるかもしれない。
D:だって40歳って事は20年だから半分ですよね?人生の。
マ:んん〜。
テ:まぁ…よくそういうふうに言われますけどねぇ。
マ:ま、そう言われればそうかぁ〜って感じですけど。
テ:あんま考えてないですよ。
マ:うん。
D:あははは!そうですか。
マ:気が付けばって感じ。
D:なるほどねぇ。え〜ZIPはその半分にも満たない14歳なんですけど。ちょうど14歳っていうと反抗期ですけども。
マ:反抗期。
D:お二人は反抗期ありましたか?草野さんありましたか?反抗期とか。
マ:いや普通にあった…ですよ?はい。
D:たとえば僕のイメージだと、本読んでる時に邪魔されたくない!みたいな、そういうイメージがあるんですけど。どんな?
マ:いちいち口答えするような感じ。もう親を論破してやろう、ぐらいの。
D:それ、どれくらいの時期ですか?この14歳15歳…
マ:いやまさにその中学…小6とかかなぁ?
D:博士になりたいくらいの時ですね、じゃあ。
マ:絶対あの〜授業参観来るな!って小学校3年ぐらいん時から言ってましたもん。
D:あっはっは!早いですねぇ。
マ:恥ずかしかったからぁ。
D:小学校3年生って8歳とか9歳ですよねぇ?
マ:ああ、それぐらいから言ってたなぁ〜〜。「授業参観来るな!」(笑)。
D:三輪さんは、どうですか?
テ:俺ね、ちょうどねぇ…この前母親とその話してたらぁ、俺反抗期無かったって言ってましたね。
D:あっ、そうですか〜!
マ:素直な子だったの?…どっち!?
テ:俺ん中では中学生ん時に、反抗期だったかな?とか思ったんですけどぉ、母親にしてみるとそれは全然反抗期じゃなかったって。
D:そうですか。その…ピアスとかね?
マ:(笑)。
D:お母様からしたら…
テ:はい。
D:反抗期じゃねーか?って…。今も。
テ:でもね、よくねぇあの〜長髪で、脱色して家帰ると、あの〜黒く染めるのを持って玄関に待ってましたね。
D:待ってた。あははは!
マ:んじゃそれ反抗期と言えなくもないんだ(笑)。
D:毛染めを持って待ってるわけですね。
テ:待ってる。はい。
D:お帰り!って(笑)。はい。
テ:「それで近所を歩くな」。
D:なるほどね。
マ:(笑)。
D:(笑)いや〜でもねぇ、途中でこう…じゃあ辞めちゃおうかな?みたいな、もう…スピッツの、ね?一人抜けたら「スピッ」になるわけじゃないですか。「ピッツ」になったりするわけじゃないですか。そういう事は無いわけですね?じゃあね?
マ:うん…ずっと一緒にやってきて別にあの〜、ねぇ?活動休止期間とかも無いですしね。…そうっすねぇ。なんででしょうねぇ?自分らでも分かんない。うん。
D:そうですか。え〜っと、草野さんが曲のほうを主に担当されてますけども。もぉのすごい量の曲を書いてきたと思うんですが…他のアーティストを含めてね。あの〜どういう状況で曲ってのはこう20年も生まれ続けるんですか?色んな自分の…例えば…
マ:んん〜…。
D:気持ちを変えないとダメだというイメージが僕の中にはあるんですけど。
マ:曲はねぇ、もうほんとにクセなんでぇ…作るのが。だからあんまり、そんな…普通に。
D:へぇ〜、じゃあ今日このあと名古屋の街でもしかしたらメロディが浮かぶかもしんない?
マ:浮かぶかもしれないですね〜。
D:今まで…
マ:歌詞のほうが大変ですよ。
D:あ、そうですか。名古屋で浮かんだメッセージ…メロディとか、詞ってあります?覚えてるのありますかねぇ?
マ:名古屋あるかなぁ?あ〜でも、色々断片の組み合わせとかだったりするからでもあると思いますきっと。
D:へぇ〜〜〜、そうですかぁ。是非今日もね、この20年の節目になんかひとつ拾ってってもらえればなと。
マ:そうですねぇ〜〜。
D:思うんですけどね。
マ:うん。いい季節だしね。
D:そうですよね。…はい!え〜LACHIC CENTURY SESSION、今夜のゲストはスピッツです!このあともまだまだ色んな質問を伺っていきまーす!

(レストラン等のCMを挟んで…)
D:秋はおいしいですよね、ご飯がね。
マ:う〜ん…なんかお腹すきましたね。色々、おいしい話を聞いて。
D:和食派ですか?草野さん。
マ:まぁなんでも来いっすね。
D:三輪さんは?
テ:俺…も、俺はどっちかって言ったら和食だけどね。
D:はい。さぁ、スピッツの草野さんと三輪さんをお迎えしてますけども。え〜10月の10日、12枚目のアルバム「さざなみCD」をリリースされます!
マ&テ:はい!
D:前作「スーベニア」から2年と9ヶ月振りということなんですけども。え〜「さざなみCD」…。非常にかわいらしいタイトルですけども。どういう由来ですか?
マ:お〜、かわいいって言われたの初めてかも。
D:あ、そうですか?
マ:ええ。あのねぇ、日本語で付けたいと思って…。まぁあの、結成した時から日本語の歌詞にこだわってきたというのもありますし…。なので、最初「さざなみ」って言ってたんですけど、なんか引っ掛かりが弱いかなと思って「CD」って。そしたらあの取材の時に皆さん「なんでさざなみ"CD"なんですか?」って。…聞いて頂くために付けたんですけどね(笑)。
D:なるほどね(笑)。逆に、なんでですか?って聞かれることによって…
マ:そうそうそうそう。
D:質問が…アルバムのほうに行くからってことですか?話題になるから。
マ:うん、そうかなぁ。ここに引っ掛かってくれたんだ〜って。
D:なるほどね〜。20年のアレですね、ミュージシャンとしてのね。経験から来た…
マ:(笑)いやいやいや…。
D:インタビュアーを引っ掛ける、アルバムタイトルですね。…はい。あの、「スーベニア」が短期間集中で制作されたということなんですけども。今回のこの「さざなみCD」は期間を分けてですね、曲を作った…レコーディングされたと思うんですけどもこれはなんで…まぁ2年と9ヶ月掛けて…ほとんど3年ですよねぇ?…掛かったんですか?
マ:そうですね〜。あの〜短期集中、ちょっと疲れちゃったなーと思って…。で、曲のバリエーションにもつながると思うし…こう小分けにしたほうがね。っていう感じですかねぇ。あと、あのプロデューサーの亀田さんが忙しい方なので…ええ。なかなかスケジュールがね、はい(笑)。
D:そうですか〜。あの〜でも、この皆さんがね?仕事をするにあたって…20年もやってると、例えば月曜から金曜は朝10時から5時までとかそういうサラリーマンスタイルに組んでるミュージシャンと…
マ:あぁ、あぁ、あぁ〜。
D:お互い誰かが連絡して集まろうぜっていうグループとあるじゃないですか。どうですか?20年やってるとペースってあるじゃないですか。
マ:うぅ〜〜〜ん、だいたい…昼の1時から始まってぇ、んであの〜
テ:10時11時ぐらい?日付が変わんないぐらいに終わるよな?
マ:早い時は8時9時に終わっちゃいますし。
テ:最近はもうどんどん早くなってる。
D:なんか寝る時間を逆算されるってさっきおっしゃってましたよね?
マ:あ、そうです。ツアーん時とかこういうプロモーションの時とかはぁ…
D:あぁ、「明日9時だから…」?
マ:9時起きだから何時までにホテル戻ってぇ〜、7時間は寝たいな〜とかそういう。
D:(笑)睡眠時間は、草野さんは7時間は欲しい?
マ:うん、20代の時はねぇほんとにもう「今日は寝ないで飲んじゃえ〜!」とかあったけど、もうそれは無くなっちゃった。
D:三輪さんは何時間ぐらい寝てるんですか?
テ:ん〜俺はねぇ、あんま…9時間以上は寝れない。
マ:(笑)。
D:(笑)。…あの〜スピッツの、スピッツらしい!という曲がいっぱい詰まってるんですけども。これ20年!っていうの意識されたわけですか?原点に戻るみたいなそういう意味もあるわけですか?
マ:意識してなかったけどね〜出来上がりを聴いたら…まさに20年って感じの、過去の色々…あ〜エッセンスも散りばめられてますし…。20周年ぽい作品には、出来たと思いますね。
D:色んなミュージシャンをお迎えしてるじゃないですか。色んな、楽器別に。
マ:あ〜、はいはい。
D:あれってのはやっぱり今までの20年の蓄積っていうか、この人あれ良かったよな〜とかライブで知り合って良かったな…そういう人をお迎えしたわけですか?
マ:いやっ、そういうのは…うん。まぁでも…ねぇ?あの〜「群青」の大橋君とか植村さんとかは…
D:スキマスイッチの大橋君がコーラスで歌ってたりとか。
マ:そういうのは…え、縁ですし。うん。そういうのも大事にしたいなという。
D:やっぱ20年前ってそんなに邦楽のロックフェス無かったじゃないですか。
マ:ロックフェスね〜。
D:でもここ10年くらい邦楽のロックフェスも増えて…。
マ:あ〜!そうそう。
D:楽屋でみんな出会うじゃないですか。
マ:うん。まぁ、「くればいいのに」もそういうところから…ね。
D:そうですよね?やっぱそういうきっかけもあるわけですよね。
マ:そうですね〜。
D:ロックフェスに参加すべきですね、じゃあね。若いアーティストはね!
マ:それはっ…色々いい経験になると思いますね。
テ:そうっすねぇ〜。
D:なんか、就職フェスタみたいなもんですよね(笑)。
マ:あの出番だけピュッと来てピュッと帰る人も居るけどぉ、他のアーティストを絶対見る…
D:見たほうがいいですよね!
マ:うん。
テ:打ち上げは参加したほうがいいね〜。
マ:(笑)打ち上げは参加したほうが。…まぁ事情で早く帰んなきゃいけない人もいると思うけどね(笑)。
テ:出来ればね。
D:(笑)…さぁ。スピッツの大規模なツアーも決定しています。スピッツジャンボリーツアー2007-2008さざなみOTR。12月からスタートします。年をまたいで合計70本のライブ。
マ:はい!
D:これすごいですよね〜。後半戦のスケジュールはまだ発表になっておりませんが、前半戦が発表になっています。名古屋公演が来年の3月の18日19日2daysセンチュリーホールです(スタジオの外に向かって)行く人〜!!(大勢手が挙がる)
マ:よろしくお願いしまーす!ありがとうございます!
D:ね〜手を挙げて…ありがとうございます。
マ:はい。頑張るっス!
D:そして岐阜、3月21日長良川国際会議場(外に向かって)行く人!!(まばらに手が挙がる)…あ、若干行かない方が居るわけですね(笑)。
マ:岐阜…岐阜。
D:素直ですね(笑)。
テ:はっはっは!
D:チケットに関する詳しいお問い合わせは…(中略)…ぜひツアーのほうもまた、名古屋に3月18・19と戻って参りますんで、睡眠時間をたっぷりとって…
マ:そうっすね。
D:ストレッチをたっぷりして。
マ:はい(笑)。
D:タバコ辞めたみたいですね?三輪さん。
テ:うんもうね〜みんな辞めてますね。はい。
D:健康志向で。
マ:健康志向(笑)…ロックっぽくねぇな〜でも。んふふふ。
D:(笑)。え〜スピッツの…健康というテーマで今日はお送りしました!
マ:まぁあの、40からはちょいワルって感じで。ええ(笑)。
D:あはは!でも今日基本的に健康がテーマでしたよね?早く寝るとか…。
マ:わりとそうですね。次はちょいワルをテーマに、また是非…呼んで下さい。はい(笑)。
D:(笑)。え〜では最後に一曲聴きながらお別れとなりますけども。では三輪さん草野さん、紹介をお願いします。
マ:はい。じゃあ〜スピッツで「不思議」聴いて下さい!
D:はい、ありがとうございました〜!
マ&テ:ありがとうございました〜!

♪ 不思議


以上です〜。
この日の公開生放送、ブログにも書きましたが行ってきちゃいました!(スタジオはこんな感じでした。)位置的にテツヤが見えづらかったんですが、マサムネはよく見えました。手元足元も見えたのでしっかり観察させて頂きましたスミマセン(^^;
ちなみに、「名古屋で生まれた曲はあるのか?」という質問、実は前日のスピッツ特番「MUSIC GOES ON」宛てに送った質問メールだったんですが読まれなかったんです。なのでこの日話題にのぼって嬉しかった!14歳〜のくだりは私も質問したかった事なので、それも聞けて良かったです。
とにもかくにも、あんな間近で生マサムネ&テツヤを見れて大興奮な一日でした♪(^^)

<おまけ>
↓公開生スタジオの様子がここで見れます。
http://www.possible.fm/zip-fm/LACHIC/profile/2007/10/04/

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