スピッツファンサイト 鳥になっちゃう部屋

スピッツ ライブレポート

GO!GO!スカンジナビア vol.8
2022/11/29(火) ワールド記念ホール(神戸初日)
レポ by 芽ぐみ

ベルゲン発足30周年のゴースカvol.8。コロナ禍ということもあり、今回は横浜・神戸の2都市で計5公演のアリーナ開催という形に。名古屋民としてはどちらに遠征するか迷ったのですが、せっかくなので思い出の地巡りをしたくて神戸を選択。無事第一希望で当選したのですが、11月の中旬になってなんと私自身がコロナに感染。幸い軽かったので所定の自宅待機期間だけで回復できて良かったけど、あと数日違えば危うく行けなくなるところでした。今年一番ヒヤヒヤした…!
そんなこんなでライブ前日、東京の妹と合流して丸一日かけて神戸思い出ツアーを敢行。両親ゆかりの地にはそれこそ震災以降なかなか行けずにいたけど、今回やっと行くことができました。きっかけをありがとうスピッツ!明けてライブ当日はあいにくの雨でしたが、グッズ購入を翌日にまわすことにして時間ギリギリまで神戸観光。その後、三宮からポートライナーに乗って会場のあるポートアイランドへ。最寄駅を降りてから会場までの徒歩数分間だけ土砂降りで大変でしたが、なんとか到着して検温・消毒、ベルゲン会員証&身分証を見せてチケット発券。気になる席はアリーナA3ブロック14列でした。一体どのへんだろうと座席表見てビックリ!この日はまさかのメインステージ+センターステージ仕様になっていて、A3ブロックは田村君側後方、距離的にはセンターステージ横あたりでした。これはセンターに来た時よく見えそう!

この日のメンバーの服装(本編)は…
マサムネ→黒い襟に左右の袖が白・黒で違う長袖トップス+黒ハット
テツヤ→カラフルなボーダー柄のノースリーブ+黒ハット
田村君→「1992→」のプリント黒ロンT(序盤はその上に白いシャツ着てたはず?)
崎ちゃん→刺繍入りの濃いグレー長袖シャツ
でした(ボトムはよく見えず)。
あいかわらず記憶が曖昧ですが、アンコールにとっておきのお楽しみが♪♪♪

この日のセットリストはこちら。

01. ありふれた人生
02. 三日月ロックその3
03. 恋する凡人
04. 俺のすべて
05. あかりちゃん
06. 猫になりたい
07. 桃
08. 僕はきっと旅に出る
09. 砂漠の花
10. 紫の夜を越えて
11. 仲良し
12. ナンプラー日和
13. 謝々!
14. エンドロールには早すぎる
15. 愛のことば
16. 運命の人
17. 8823
18. 夜を駆ける(会場リクエスト3位)
19. 1987→(会場リクエスト2位)
20. 大好物(会場リクエスト1位)
e1. スピカ
e2. サンディ(新曲)
e3. 正夢

開場BGMとして懐メロや90年代J-POPが流れる中、早くもグッズのライトバングルを光らせてるお客さんが多くて綺麗でした。私もTシャツとバングルだけは事前通販で買っていたので早速はめて、いざ開演!
というわけで今回もまた記憶の断片を曲とともにダダダーッと書きます。MCの言い回しはあくまでニュアンスとしてご容赦くださいませm(__)m

01. ありふれた人生

02. 三日月ロックその3

03. 恋する凡人

04. 俺のすべて

1曲目は「ありふれた人生」!アリーナライブらしい壮大な幕開けでした。メインステージの背景には、今までベルゲンの年賀状やサマーカードでメンバーが描いたワンポイントイラスト達のネオン管が少しずつ配置されていき、曲に合わせて単色で光ったりカラフルにチカチカ光ったり。両端には「愛聴家倶楽部」「三十周年記念」と縦書きで書かれたネオン管が光り、横浜神戸開催ということもあってか賑やかな中華街っぽい印象を受けました。さらにステージ左右には大型ビジョンが設置され、メンバーの表情もバッチリ。この日は双眼鏡を持ってきてたものの人人人…であまり見えず(←収容率50%は解除されたため前後左右みっちり満席)、ほとんどビジョンを見てました。「俺のすべて」でマサムネが向かって左側のソデまで来てくれた時は人垣の隙間からよく見えたのですが、ビジョンに大写しになってるマサムネとその真下でタンバリン叩いてるリアルマサムネの動きがズレてて(←耳に届く音はビジョンのタイミングと同じ)、さすが大きな会場なだけあるな〜としみじみ。その後マサムネが右側のソデに行ったところで一旦ピタッと止まって崎ちゃんのドラムソロ、からのシメ。毎度かっこいい!

★ここで最初のMC。
マサムネが「雨の中をようこそお越し下さいました」と挨拶し、ポートアイランドって来たことある?とメンバーに問いかけ。ゴダイゴの「ポートピア'81」のテーマソングを結構長く口ずさんで、一部のお客さんが反応してました。私は生まれてはいたけどさすがに分からず(汗)。で、六甲アイランドは来たことあるけどポートアイランドは無いと話すマサムネを、テツヤが「ある」と聞き違いして会話がすれ違い。「俺初めて」「え?初めてじゃないんじゃないの?さっき…」「違う、だから…」「けんかをやめて〜♪」(←河合奈保子の歌)と早速わちゃわちゃするマサテツでした。こんなMCですけどよろしく(笑)的な挨拶をして次へ。

05. あかりちゃん

06. 猫になりたい

久しぶりの「あかりちゃん」!最初「猫ちぐら」のアレンジ違いかと思ったら「あかりちゃん」でした。そういえばイントロ似てるかも?久しぶりに聴けて満足!そして、"あかりを見よう"と歌った後に"灯りを消したまま…"で入る「猫になりたい」。イントロでマサムネのアルペジオが怪しい瞬間があった気がしたけどそのまま進みました。元・ゴースカ殿堂入りソング。ゆったり〜♪

★ここでMC。
「猫になりたい」を受けて、競馬でネコニナリタイという馬が居るらしいという話題。マサムネが調べたところ、オレノスベテは居なかったけどオレノマサムネという馬が居るんだそうです。
マ:「一体どういうつもりで名付けてるんだろうね?」
テ:「伊達政宗とか?」
マ:「あ〜、そっちか〜!」
田:「こっちだったらどうなの(笑)」(会場笑)
で、マサムネが観客の出身エリアを聞いていくのはこのブロックだったか…(最初のブロックだったかも汗)関西以外から来た人…と地方名を順番に呼びかけ、呼ばれたお客さんは声出しNGなので両手振り振りして反応。 マサムネは中国地方を山陰・山陽と細かく分けて聞いたわりに、あとはざっくり九州・東海・・・と北海道まで聞いていって、うっかり四国を言い忘れ。田村君に指摘されて慌てて点呼とってました。さすがリーダー!それからおふざけで「スピッツベルゲン島から来た人〜?」と聞いてましたが、ベルゲンは一応登録住所が日本であることが入会条件なのだそうです。
テ:「じゃあスピッツベルゲン島の人はベルゲン入れないんだ?」(会場笑)

07. 桃

08. 僕はきっと旅に出る

09. 砂漠の花

10. 紫の夜を越えて

大好きな「桃」!何度聴いてもこの多幸感がたまりません。ここではライトバングルをピンク色にする人が多く、私も真似っこ。「紫の夜〜」ではパープルにチェンジ。それ以外は好きな色を点けて楽しみました。でもこれ綺麗だけど手動でスイッチ押さないといけないから慌てますね(汗)。ステージを見逃さないよう奮闘しながら、ちいものツアー以来(?)の「僕旅」も聴けて満足!

★ここでMC。
前日楽屋でテレビ見てたらRADWIMPSがMCしながらギター鳴らしてたそうで、スピッツもBGM付きMCをやってみようということで、早速クージーが穏やかなイージーリスニング調の「空も飛べるはず」を演奏。その静かなBGMに乗せて、メンバーの神戸エピソードトーク…だったかな?(ここでセンターステージ付近でスタッフさん達が何やら動き始めてソワソワ。) 田村君はこの日なんと三宮からポートライナーに乗って会場入りしたんだそうです。それで車両内すぐそばにゴースカのTシャツ着てる子が居たのに気付かれなかったとか(悲)。
田:「この距離だよ!?」(←手を伸ばして目の前に立ってたことを表現)
マ:「俺も昔とある場所で階段上ってたら前歩いてる人のエコバックが顔に当たって、よけたらゴースカのエコバックだった」
テ:「俺、写真撮ってくださいって言われてカメラ渡されたからね!」(会場笑)
BGMと相まってなんだか切ない雰囲気になるスピメン達が愛おしかったです(^^;
このMCブロックはセンターステージ準備の場繋ぎタイムっぽくて結構長かったのですが、何を話したのか思い出せない…。崎ちゃんのMCもあった気がするので思い出したら追記します(汗)。なんだかんだ喋ってる間に、神戸と言えばイルミネーション、とマサムネ。
マ:「イルミネーションの話をしたらライトが付くっていう段取りだったんですよね」
…と言われて見てみれば、センターステージへ続く道の両脇に滑走路のようにライトが点灯。今年はコロナの影響で引き続きルミナリエは中止で、代替イベント(←カッサアルモニカというらしい)が開催される、というのをマサムネが足元のカンペ覗き込みながら紹介してました。

というわけでここからはセンターステージを使ったコーナー!開演前に見た時はマサムネがハンドマイクで歌いながら歩いてくるのかなーくらいに思ってたんですが、しっかり4人の楽器がセッティングされていてテンションUP! メインステージからセンターステージへの移動時は特に演出無くただ歩くだけのメンバーでしたが、テツヤの「見えないと思うけどローション塗ってあるからね」で会場笑い。プロレスの入場シーン風に、「小さなレスラーの入場です」と笑わせてました。
で、私の位置からはほぼ真横にスタンバイした4人。A3ブロックの中でもA4寄りの席だったのでめちゃめちゃ近くて感動!!ここだけはしっかり肉眼で拝ませて頂きました。メインステージ左右のビジョンには「PINK」の文字が。ここからは、ライトバングル持ってる人はみんな同じ色にして楽しもうという趣向のようです。
マ:「曲ごとに色を変えてもらって。反抗期の方は違う色でも(笑)。みんなと違うのがロックっていう」
テ:「じゃあ買ったけど一回も電気つけないのもアリ?」(会場笑)

11. 仲良し

12. ナンプラー日和

13. 謝々!

14. エンドロールには早すぎる

バングルをピンクに光らせて、始まったのは「仲良し」!fake furツアー以来ずっと聴けてなかったので大感激!一面ピンクに光る客席がまた一段と綺麗でした。さらにここですごく印象的だったのが前述の音ズレ。さすがにフロント3人の生音は聴こえないけど崎ちゃんの叩く音だけは大きいから、音響を通さない生音が0.5秒くらい先に(=リアルタイムに)聴こえて、そのドラムダブりがなんとも不思議な感覚でした。こんな中メンバーはイヤモニ聴きながらちゃんと演奏できてるの凄いな…と、プロに向かって当たり前の事を思いながらこのある意味貴重なひとときを堪能。そのまま次の曲に行くかと思ったらなんとメンバー場所チェンジ!「ここに居る時はワイヤレスでやろうってなって…」というマサムネのMCで初めてフロント3人がワイヤレスなことに気付く私。すごい!ついにスピッツがワイヤレスに!(マサムネのハンドマイク以外で楽器がワイヤレスになったのは初。)それから"ちむどんどんな曲"と言って「ナンプラー日和」へ。確かこの曲でマサムネがこちら側に立ってた気がするのですがもう記憶が曖昧…(汗)。再び3人が立ち位置を変え、バングルもどの曲が何色だったか忘れましたが指定通りチェンジして、お次は「謝々!」。大好きな曲なのでまたまたテンションUP!ここはテツヤが終盤のゴスペルコーラスのメロディをエレキで再現してました。「エンドロール〜」では頭上に大きなミラーボールが回り、綺麗で見とれてたら本気で一瞬クラッとしました(笑)。ここでは田村君がこちら側に居たような…?まだまだ聴いていたかったけどスタッフさん達がわらわらと撤収準備体制に入るのが見えたので、センターステージ終わるには早すぎる!と心の中で叫びながら、この素敵光景を目に焼きつけました。

↑このセンターステージタイムは1曲歌い終わるごとにMCがあったんですが、記憶がごっちゃなのでここでまとめて…。
ワイヤレスならどこでも演奏できるねという下りで、テツヤと田村君を客席に紛れ込ませて自分はゴンドラで登場したいというマサムネ。
テ:「でも田村また気付かれないんじゃない?」(会場笑)
マ:「崎ちゃんも動けるといいよね。ナオト・インティライミ君みたいに太鼓背負って、みんなでここぐるぐる回りながら」
田:「ステージが回ってくれたらいいのに」
マ:「あ〜、でもそしたら俺らが酔う(笑)」(会場笑)
このMCの時だったか崎ちゃんもなぜか立ってて(←クララが立った!みたいになって会場笑い)、せっかくなので…と促されてセンターステージ先端まで歩いてペコッとお辞儀してまた戻ってました。可愛い!
ちなみにクージーだけはメインステージに残ってキーボード弾いてたので、遠くから見守ってくれてるお母さんみたいだねと、マサムネが一休さんの「ははうえさま〜♪」を一節。
また、今回メインステージの電飾デザインが可愛いよねという下りでは、「愛聴家倶楽部」でファンクラブって意味、とか、メンバーのイラストはスタッフによるセレクトでそれがかえって良かったのかも、とマサムネ。その流れで、他にこんなステージでやってみたいとかこんな事やってみたいとかある?とメンバーに投げかけ。田村君はステージ下からバンッ!とジャンプして登場するのをやってみたいそうで、マサムネは以前KREVAのライブにゲスト出演した時に一度経験したことがあるとか。
田:「うそ!?バンッ!って?」(←その場で勢いよくジャンプ)
マ:「いや、そんな速くない。これくらい」(←ゆっくり上がってちょっとだけ踏ん張るポーズ)
テ:「日の出くらい?」
マ:「日の出!?? それはすごい(笑)、まだ顔が見えない…!!って」(会場笑)
↑マサムネが腕を水平に掲げてオデコだけ見えてる様子を再現してウケました(笑)。今思い出してもジワジワくる…さすがテツヤです(笑)。そんなテツヤは、あらかじめステージに隠れておいてライブ始まったら箱から出てくる、というのをやってみたいそう。
マ:「ドラキュラの棺桶が4つ並んでるの?でも4つあったら絶対入ってるなってバレるよね(笑)」
田:「次のアルバムの1曲目で草野がそういう曲書けばいいんじゃない?」
マ:「あ〜、『地獄』とか?血に飢えたドラキュラが今夜お前を…みたいな」(会場笑)
↑歌詞あやふやですがメロディは無くセリフ調で囁くマサムネ。次のアルバムが早くも楽しみになりました(笑)。

15. 愛のことば

16. 運命の人

17. 8823

メインステージに戻ってからは、再び遠くなってしまったメンバーをビジョンで拝みました。好きな曲ばかり続いて(もちろん全曲好きだけど特に好き)嬉しいブロック。中でも「8823」の時は、田村君だけワイヤレスベースを弾きながらターッ!とセンターステージまで走ってきて、曲の終わりにベースを置いて手ぶらでターッ!とメインステージまで駆け戻り、ドラム裏でスタッフから新しいベースを渡されて最後の一音だけブイ〜ンと弾いてシメてました。自由!(笑)

★ここでMC。
「皆さん足とか腰とか大丈夫ですか?田村も大丈夫?」とマサムネが労い、田村君が「大丈夫」とクールに返答。で、ここからはリクエスト上位の曲をやります、ということで3曲続けて演奏!

18. 夜を駆ける(会場リクエスト3位)

19. 1987→(会場リクエスト2位)

20. 大好物(会場リクエスト1位)

納得の3曲!今回アリーナ規模かつ5公演しかなく、観客も全国から集まってる分、最大公約数的な結果になったのかなーという印象でしたが、大好きな3曲だし(←結局全部好き笑)、1位が最新曲って素敵だな!と嬉しくなりました。

<アンコール>
あっという間に本編が終了し、普段なら座って手拍子しながらメンバーの再登場を待つところ、ステージ左右のビジョンに何やら映像が。今回リクエストの多かった「演奏して欲しい曲」上位15曲を発表、ということでドラムロールとともにランキング形式で紹介されました。TOP3以外の曲も今回のセットリストにほとんど反映されていて、中でも個人的に「謝々!」が10位以内に入ってたのが嬉しかったです。そういえばこの曲、fake furツアー以降はゴースカでしか聴けてないような…?(もっとたくさんやって欲しい!!) それにしても、こうしてダイジェストでサビメドレーを聴いて、改めてスピッツって名曲しかないな…と感嘆のため息が出ちゃいました。そんな名曲を今ここで生で聴けていることの素晴らしさよ…!

さてランキング発表が終わり、続いてビジョンに映ったのは、とあるお店にやってくるスピメン4人の姿。なんと、ベルゲン会報で進行中だったオーダーメイドスーツ企画の、最終試着の模様!実は私、本編の衣装がスーツじゃなかった時点ですっかり頭から抜けておりました。そうだ!これを期待してたんだった…!
4人それぞれ出来上がったスーツを着せてもらって、鏡の前で渋くキマってたり、逆になんだか新入社員のようだったり、ネクタイをあれこれ合わせたり、店員さんのアドバイスを熱心に聞いたり、他メンバーの様子を遠巻きにうかがったり、気になって近くをうろちょろしたり、メンバーのいろんな表情をたっぷり見れて、四者四様で面白かったです。最後はスタジオで一人一人内藤カメラマンにスチール撮影されて、4人並んだカットで映像終了。
そしてメインステージに、満を持してスーツ姿のメンバー登場!!場内大拍手!!

e1. スピカ

今回「スピカ」は会場リクエスト4位だったのですがここで来ました。4人ともスーツの色や柄は違えど全体的にシュッとしたシルエットで、それに楽器構えて演奏する姿がそりゃあ〜もうかっこよかったです。粉のように飛び出す色気!シビれる〜!!

★ここでメンバー紹介。
田村君はスピッツ版「愛のしるし」のイントロベースを少しだけ弾いて、「これ流行ってるからね」と一言。TikTokでPUFFY版がリバイバルヒットしてるのをちゃんと押さえてるの、さすがです。それで、30年前はファンクラブ作るなんてロックバンドっぽくないと思っていたという田村君。
田:「当時は「ファンクラブぅ〜〜!??」って。でも30年続けて、今日こんなステージで出来て・・・。最ッ高だね!」(会場拍手)
マ:「本当にありがとうございます。こんなに楽しい事があるともう生まれ変わりたくないよね。…やり直したい?」
田:「同じ事ならいいよ。前に戻って違うのは…」
マ:「あ〜、さっき猫になりたいのフレーズちょっとミスったからやり直して、ていうのはあるけどね(笑)」
↑細かいセリフはニュアンスですがこんなやりとりが印象的でした。この田村君の「最ッ高だね!」って言い方がものすごく実感こもっててこちらも嬉しくなったし、何よりマサムネの生まれ変わりたくないという言葉!田村君も同じ人生ならいいって、ファンとしてめちゃくちゃ沁みました。私も生まれ変わりたくない!もし生まれ変わってもまたスピッツと出会う人生がいい!(心の叫び)…ちなみに「猫になりたい」はやっぱりちょっとミスってたみたいですね。言わなくてもいいのに正直なマサムネ^^;
田:「そうやって30年前はロックバンドにこだわってた人間が、センターステージでやりた〜い!とかバングル作りた〜い!とかトレカ作りた〜い!とか、ベルゲンだから出来るんだよ?(笑)(会場拍手)だってもうみんな分かってるじゃん?だからありのままで。またパジャマも着ちゃうよ?」(会場笑)
↑そういえば前回のゴースカはパジャマ姿でした(笑)。ここで次はどんな格好をしてみたいかの流れになり、田村君はスピッツ版「愛のしるし」PVのコスプレ生着替えを提案。でも実際着替えながらの演奏は大変だから映像上でコラージュするのはどう?的なやりとり。最後は、こんな楽しい思いをさせてもらってるのでまだまだ続けます、みんなも一緒に楽しみましょうという田村君の言葉に場内大拍手!
続いてクージー。コスプレコラージュ話を受けて、田村君だけカメラが追いつけなくて裸になりそうだねと言って会場笑い。また、毎週日曜の「ロック大陸漫遊記」が神戸では火曜夜にオンエアされているらしく、日曜聴きそびれたので今夜タイムフリーで聴きます、今回も連れて来てくれてありがとう、と挨拶。
崎ちゃんは、恒例のシンバルごっつんをやったあと開口一番「ロックロック…」と言い間違えてマサムネがGO!GO!スカンジナビアですと即訂正(笑)。メンバーみんなスーツに合わせて革靴履いてる中、崎ちゃんだけはドラム叩く関係上スニーカーを履いていて、座ったまま左足を上げて黒いスニーカー(コンバース?)を見せてくれました。ゴースカでは今まで手品したり初期スピッツの格好をしたり色々やってきて、新しい事をすると楽しいし、気持ちが若くなるよね、と崎ちゃん。これからも色々ゴースカで挑戦していきたい、と言って拍手をもらっていました。
お次はテツヤ。クージーがまだ今週分のロク漫を聞けてないことを受けて、「じゃあネタバレしちゃおうかな〜?」とニヤリ。
テ:「・・・犯人は・・・郵便配達の男!」(会場パラパラ拍手)
テ:「…今の拍手は何?」(会場笑)
マ:「面白いよー(←棒読み)ってことじゃないの?(笑)」
そんなテツヤは、演奏中スーツの前裾(前身頃?)がペラッとギターのボディに被ってきてしまうのが気になって、ずっと体で押さえつけながら弾いてたとのこと。スカパラの皆さんは凄いわ!と感心してました。あとは最後に一言、と言ってベルゲン会報の個人ページの字がだんだん大きくなってきてることを「わざとじゃないんです!老眼が悪いんです!」とアピールしてました(笑)。
ラスト・マサムネ。テツヤの老眼話から、マサムネは会報の個人ページを書く時にまず大きな紙にでっかく書いてから縮小印刷してもらってるんだそうです。へ〜!「それは文房具屋さんで買うの?」「そうそう画材屋さんとかで」…この会話だけ聞くと今年55のフツーのおじさんなんだなというギャップがすごい(汗)。でもここはマサムネ、「今年でベルゲン30周年、バンドは35周年だけど、まだまだ人生振り返りモードには入ってなくて前を向いてるつもりなので、これからもよろしくお願いします」というような頼もしい挨拶でシメてくれました。

e2. サンディ(新曲)

e3. 正夢

メンバー紹介を済ませ、ここで初めてやる曲を…と新曲披露!スタンバッてからマサムネが慌てて曲名を言って始まったので「え?サンディー?何て?」となりながら聴いてしまいましたが、たぶん「サンディ」。飛び跳ねるようなリズムの軽快な曲でした♪(曲調は違うけどデイ・ドリーム・ビリーバー的なターンターンタッカタッカ♪っていうドラムパターン。)途中サンノミーヤって聞こえる部分があって、三宮!?と思ったけど聞き間違いか、もしかしたらライブ会場ごとに地名言い換える歌詞になっているのか?音源化を楽しみに待ちたいと思います。
そしてラストはTOP15入りしていた「正夢」で締めくくり。今回「スピカ」と「正夢」は先に順位発表があったので若干ネタバレっぽくなっちゃってたけど、どちらも聴けて嬉しかったです。

大拍手の中、「どうもありがとうございました!また、お会いします」という、最近定番になってきてるマサムネの言い切り挨拶(←これ好きです)でメンバー退場。いつものように客席に手を振りながら一人ずつハケていったのですが、途中田村君が立ち止まって崎ちゃんに何か喋りかけて、崎ちゃんがえ?って耳を寄せながら歩き続けるからそのまま田村君にぶつかって、そのわちゃわちゃ談笑しながら去っていく様子がとても可愛かったです。何話してたんだろう気になる〜!

あと覚えてるところでは、どこかのタイミングでマサムネがもう一度ポートピアのテーマソング歌ってたのと、ロックロックこんにちは!の神戸開催時の話題も出てました。(それで崎ちゃんがロックロックって言い間違えたのかな?) その年は野外開催でゲストがアントニオ猪木氏で、田村君が上半身裸で闘魂注入されてる動画が今でもたまに違法アップロードされてるとか。(←GO!GO!7188が出演した5周年の時ですね。私は行けなかったけど、そういえばYoutubeで見たことあります。汗)ちなみにこの時の野外特設会場、あとで調べたらポートアイランドでした。なんだ来たことあるんじゃんマサムネ!(←翌日のMCで早速訂正してたようです。笑)

この日は規制退場の後、翌日参戦予定のたむたむさんとお会いして晩ご飯をご一緒し、翌日は会場限定グッズ購入のため早めに並んでトレカ等お目当ての品々をゲット。場外に歴代ベルゲン会報表紙を並べたフォトブースができていたので記念撮影し、待機列でおしゃべりした方々と少しだけトレカの交換をさせてもらって、大満足のなか帰路に就きました。

ライブハウスじゃないゴースカって初めは想像つかなかったけど、終わってみれば大充実の2時間半。いつもの写真撮影タイムやプレゼント抽選会やカバー曲コーナーは無かったけど、そんなことすっかり忘れるくらいの濃いひとときでした。アリーナならではのスペシャルなステージも体験できて、とにかく楽しかった〜!! ゴースカ史上初の映像化も決まっているので、あのスーツ試着映像含めて楽しみに待ちたいと思います。(…入れてくれますよね?ねっ!?)さらにさらに、翌日のツアー最終日に発表されたスピッツ史上初のアクスタ発売!(笑)まさかの発表に驚きましたが、スーツ姿のスピメンをお迎えすべく即行注文しました。今回のステージセットがそのまま背景スタンドになってるのも記念になって嬉しい♪
次回のゴースカでは一体どんな企画が飛び出すのか!? 開催は何年後なのか再びライブハウスに戻るのか分かりませんが、絶対に楽しいことだけは確かなので、大いに期待しておきたいと思います!

Very very special thanks to たむたむさん&現地でお会いした皆さま♪

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