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スピッツ ライブレポート

スピッツ ライブレポート SPITZ JAMBOREE TOUR '23-'24 HIMITSU STUDIO
2023/12/20(水) 日本ガイシホール(2日目)
レポ by 芽ぐみ

マサムネバースデーイブの名古屋2日目、たまたま朝のラヴィット!でレゴランドのロケVTRが流れてて、潜水艦アトラクションの下りで「美しい鰭」が掛かってタイムリーでした。(←前日のテツヤのMCより)
既にグッズもCDも買ったしツアトラ写真も撮ったし外は寒いし…ということでこの日は開場時間ぐらいに着くよう向かったのですが、平日の夜ということもあってか名駅〜最寄り駅〜会場までが大混雑。でもなんとか無事間に合い、みかづきママさんと合流して場内へ。
今回のチケットはみかづきママさんが取って下さったスタンド席Iブロックの27列目で、前日の席のほぼ向かい側(=田村君側)でした。列は違えどこのあたりで田村君は誰のライブを見てたのか気になる…!(←前日のMCより)
さてこの日もほぼ定刻通りに客電が落ち、拍手の中メンバー登場でライブスタート!

この日のメンバーの服装は、
マ→黒グレー白の濃淡あるロング丈シャツ+グレーパンツ?+黒ハット
テ→前日と同じi-O君風衣装
田→前日と同じ白ブラウス?+黒オーバーオール(バケットハット無し)
崎→前日と同じ黒ノースリーブ+デニム?
でした。

この日のセットリストはこちら。

01. めぐりめぐって
02. ときめきpart1
03. けもの道
04. 跳べ
05. 紫の夜を越えて
06. 大好物
07. チェリー
08. スーパーノヴァ
09. 手鞠
10. i-O(修理のうた)
11. みなと
12. 楓
13. サンシャイン
14. 未来未来
15. 夜を駆ける
16. 俺のすべて
17. 美しい鰭
18. オバケのロックバンド
19. 甘ったれクリーチャー
20. 8823
21. 涙がキラリ☆
e1. 僕の天使マリ
e2. 醒めない

セットリストは11曲目以外は静岡公演と同じ。どうやら8・11・e1・e2が変動枠のようです。
それより何より、この日は何と言っても2曲目!!!
「ときめきpart1」の冒頭、「会うたびに苦しく〜て〜♪で〜も…ケホンッ!」といきなりマサムネが大きく咳払いして演奏中断。
会場&メンバー:「?????」
マ:「ちょっとごめん、誤嚥しちゃいました(笑)。…(ケホケホッ)…ちょっとこれ2〜3分待ったほうがいいかも」
突然のハプニングに思わずざわついちゃいましたが、マサムネは照れ笑いしながら「スピッツジャンボリーツアーHIMITSU STUDIOアリーナツアー名古屋公演へようこそいらっしゃいました」とここで急遽MCコーナーに。
マ:「喋るのは大丈夫。こういうことたまに無いですか?(笑)もう近々年も取りますので」(会場拍手)(客:おめでとう〜!)
田:「歌詞が「苦しくて」だったから苦しくなっちゃったのかと(会場笑)。36年で初めて?…えっ、今日は1曲ずつMCやるってことではないよね?(笑)」
↑以前高崎かどこかでもあったそうですが2曲目で止まるのは初めてとのことで、そのあとマサムネが改めて後ろに下がって水分補給し直したり喉シュッてやったりしてる間、場を繋ぐ藤枝コンビ。
テ:「俺らマサムネが居ないとどうしていいか分からない…」
田:「昔はずっと下向いてチューニングしてたよね。合ってるのにわざとずらしたりして(笑)。(マサムネがマイク前に戻り…)どうする?登場からやる?」(会場笑)
マ:「大丈夫!大丈夫行きましょう!」
そんなこんなで仕切り直した「ときめきpart1」(part2!?)でしたが、さっきのが嘘のように絶好調!ちょうどこの曲のサビからセットのLEDビジョンが一斉に点灯してメンバーを映し始める演出なので、"始まった感"がより一層感じられました。

そして本来の最初のMCブロックでは改めて「平日のお忙しい中…」といつもの挨拶をし、客席の各エリアに向かって声掛けするマサムネ。
マ:「どこに属しているのか分からない皆さんも、元気ですかー?俺らも同類です!」(会場笑)
そしてこの日は味噌おでんと青柳のカエルまんじゅうを食べたとのことで、カエルまんじゅうの力を借りて楽しい夜にできると思います、と挨拶。(前日のぴよりんといい、エネルギー源がいちいち可愛いぞ!笑)

「スーパーノヴァ」後のMCブロックでは、恒例?のマサテツのテルミン漫談コーナー(笑)。
マ:「ちょっと会話してみようと思います。(テツヤに向かって)八丁味噌好き?」
≪ピュオオーンピュワワワワーーーーン≫
マ:「好きに決まってんだろうが!って。(会場笑)あと名古屋メシは何が好き?」
≪・・・ピィーーーーピュウウウウン≫
マ:「あんかけスパゲティのミラノカントリー?」(会場笑)
田:「それって草野の独り言じゃないの?」(会場笑)
テ:「俺はそれを邪魔してるだけ(笑)」
そして結成36周年の話題になり、今日初めてスピッツ見る方〜?とマサムネが呼びかけ、客席のあちらこちらで挙手が。
マ:「もっと"行くぜ名古屋ー!"みたいなのを期待してた方、こんなMCですけど大丈夫?」(会場笑)
マ:(「めぐりめぐって」のシメのフレーズを弾いて)「行くぜ名古屋ぁーーーっ!」(会場:イェーーー!!!)
マ:「って期待してた方用に今やりました(笑)」(会場笑)
また、名古屋ネタで前日のMCにあった「ミックスパイください」について、マサムネがググったら以前自分が喋ったライブレポが出てきたとのこと。
テ:「映像あったりするのかな?」
マ:「ご覧になった方います?見てないか・・・」
田:「それは何?動画上げろってこと?(笑)」
↑動画あったら是非見たい!(笑)ミックスパイは当時学校から帰ってたまに見てたけど、ブレイク前の雨上がり決死隊が出てたことしか覚えてません(汗)。ブレイク前のスピッツを見たかった〜!

2023年はどんな年でしたか?という下りでは、スピッツは名探偵コナン君のおかげでバンドの寿命も延び、若い人たちに混じってチャートインも出来た、とマサムネ。
マ:「でも常に1位に居たのは、無敵の笑顔で…♪」(←YOASOBIの「アイドル」を一瞬だけ歌って会場笑い)
そして前日同様、藤井風の「きらり」のサビと、歌詞だけ「チェリー」に変えたゆずの「栄光の架け橋」&スキマスイッチの「全力少年」のサビを披露して会場大盛り上がり。
マ:「〜〜つぶれるほど〜抱きしめて〜架け橋へと〜♪(会場拍手)歌詞が足りないから"架け橋へと"は歌わないといけない(笑)」
マ:「スピッツの曲の時とは違う盛り上がりがあるね(笑)。この流れだと次の曲なかなか行けなくなっちゃう…練習しようかな?」
田:「ダメだよ音出しちゃ」
マ:「〜〜〜♪」(←ギター音出し)
テ:「アーー!アーー!アーー!」(会場笑)
↑自由なマサムネ&何とかしようとする藤枝コンビ&後ろでニコニコ見てる崎ちゃんがとっても愛おしかったです(笑)。

ステージセット説明の下りはほぼ前日と同じ内容だったのですが、「膝とか腰とか足首とか大丈夫ですか?」と呼びかけるところで、大丈夫じゃない人はいいサプリありますんで!とマサムネ。
マ:「俺らは明日全員50代後半になるけど(客:おめでとう〜!)(会場拍手)、アンチエイジングサプリのCMオファー来たらどうしよう(笑)。(ナレーション風に)いつも元気なスピッツのメンバーの皆さん、御年56!」(会場笑)

メンバー紹介は、アンコールだけバケハを被った田村君から。この日はフラカンの「深夜高速」のイントロギターをベースで再現成功してました。
田:「今日俺、(衣装が)グレートだよね(笑)。フラワーカンパニーズのグレートマエカワ。オーバーオールで帽子被って。裸じゃないけどね(笑)」
田:「今年まだオフィシャルで訊かれてないけど、今年のスピッツを漢字1文字で表すと、鰭? 鰭…鯖…鮨…全部読み間違えたやつ(笑)。読めなかったよね?」
マ:「俺も読めなかったもん。カタカナだとヒレステーキみたいだし、ひらがなだとちょっと弱いかなって」
↑この漢字の話はいろんな媒体でしてるようですが、あまりテレビに出ないからか浸透してないのかな?と田村君。そんな田村君は、苗字呼び捨てで呼ばれたい願望があるそうで…。
田:「36年やってて、いいじゃんロックバンドなんだから呼び捨てで。(男性客:田村ーーーっ!)そうそう、それそれ!」(会場笑)
マ:「俺草野って苗字があんまり好きじゃなくて。鈴木とか佐藤とかが良かった。佐藤マサムネ。さとう宗幸みたい(笑)」
田:「改名したらYahoo!ニュースに載るかな?「マサムネ」は変えないの?」
マ:「マサムネはまぁ…マサオとか?鈴木マサオ」
田:「いやだ俺そんなバンド〜!」(会場笑)
↑同じ名前の人に失礼でしょってマサムネにつっこまれる田村君でした(笑)。
田:「今日初めて見に来た方も、5回10回見に来てる方も、また次会いましょう。俺も会いたいです。田村でした」(会場拍手)
いつもしっかり嬉しい言葉をくれる田村君。そしてこの日のモグモグタイムも残念ながらよく見えず(>_<)

お次はクージー。
この日はスガキヤのノベルティ(?)のキラキラゴールドのトートバッグを仕込んでいて、まるでツアーグッズ紹介のようにビジョンに映して見せてくれました。で、マサムネの「スガキヤー?」の掛け声で「スーちゃーん!」って応えるコールアンドレスポンスをやりました(笑)。(←スガキヤのキャラクター)
ク:「今度こういう衣装でやるのはどう?」
マ:「ああ、デヴィッド・ボウイみたいでかっこいいかもね!」
ク:「全身タイツで!」(会場笑)
マ:「(笑)ちなみに昨日は何をやったんだっけ?ランチパックか。何をやってるんでしょう俺達は(笑)」(会場笑)

続いて崎ちゃん。
お約束のシンバルごっつーん!を経て、年内ラストライブということで今年の総まとめ。1月に「美しい鰭」のレコーディングがあり、プロモーション活動を経てテツヤの誕生日にアルバムリリース、6月からツアーで…と振り返り、マサムネに「なんだか引退するみたい」とつっこまれてました(^^;
崎:「とっても充実した一年でした!年々ライブが楽しくなってきてます。今日はありがとうございました!」(会場拍手)

そしてテツヤ。
田村君のMCを受けて、テツヤはあだ名で呼ばれたいとのこと。大抵「テツヤ」か「テッちゃん」か「三輪君」で、その昔「三輪坊」と、由来が謎の「アンジー」ってあだ名はあったそうですが…。
マ:「アンジーって呼んでる人いた!」
テ:「田村は呼び捨てでいいけど、俺はあだ名で呼んで?次の名古屋公演までに考えてきて下さい。今日は楽しかったですありがとう!」(会場拍手)

ラストマサムネ。
ハッピーバースデートゥーユーの歌を自分で歌い出し、「これ元々グッドモーニングトゥーユーって曲だったって知ってました?」と豆知識披露。へぇ〜…となる会場に「ほんとよ!?」と念押ししてました(笑)。
そしてこの日も、「今日ここに居る一人一人に生まれてきてくれてどうもありがとう」と嬉しい言葉をかけてくれたマサムネ。それはこちらのセリフだよー!!
マ:「スピッツ若いバンドではないですがまだまだ続けていきますので、忙しけれりゃ忘れてもいいけど気が向いたらたまに思い出してください」(会場拍手)

…こんな感じの年内ラストスピライブでした。
今回はやっぱりマサムネの誤嚥ハプニングにびっくりしました。ちょっと噎せちゃっただけなんだろうけど「誤嚥」ってワードが強かったのと年齢的なこともあり、レアな瞬間に沸く気持ちと心配する気持ちと。でも「2〜3分掛かるかも」って正確に判断して立て直したマサムネはさすがですね。パッとマサムネを見て演奏を止め、見守りつつMCで繋げるメンバーも心強くて。私の席からはテツヤの表情(サングラスだから細かくは分からないけど)が見える位置だったので、Mステの"みなと事件"の時のことを思い出してなんだかじーんとしました。
その「みなと」では、横向いて口笛吹くマサムネの正面顔をビジョン映像でバッチリ拝めて良かったのですが、その後また珍しく歌詞飛び。「黄昏に〜♪」の部分が丸々飛んでしまった…と、次のMCブロックでそこだけ歌い直してくれました。
あとは、マサムネがちょいちょい明日誕生日なことを自らさりげなくアピールしてる感があってフフッとなりました(^^) ここでバースデーケーキ運ばれたりとか派手な演出が特に何も無いところもスピッツらしくて好きなところ。(あったらあったで嬉しいけど!)
他に光景として覚えてるのは、田村君がベースを床に置いて身ひとつでテツヤ側のお立ち台へ走って行ってジャンプ!ジャンプ!して戻ってきたり、テツヤのピックをテツヤがお立ち台に行ってる隙に何個も勝手に投げたり、ライブ終盤ちょこちょこ客席にお手振りしてて可愛かったこと。バルコニー部分でステディカムスタッフを後ろ歩きで押し戻すのも恒例のようで面白かったです。そのステディカム、「大好物」の「や〜わ〜ら〜か〜く〜♪」の所で必ずマサムネの背後をぐるっと回る構図になるのも覚えました。これ絶対どこかで収録入って欲しいなぁ〜!肉眼で見えるところは見たいし、双眼鏡でもじっくり見たいし、ビジョンも見たいし、目が足りない!ひたすらそんな2時間半でした。
行けば行くほどさらに行きたくなる中毒性の高いスピライブですが、私のひみスタツアーはこれにて終了。年明けからもツアーは続くので、メンバーにはどうか健康第一で駆け抜けて欲しいです!

Very very special thanks to みかづきママさん♪

スピッツファンサイト 鳥になっちゃう部屋
(c)*Magnet* Megumi

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