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スピッツ ライブレポート

SPITZ JAMBOREE TOUR '23-'24 "HIMITSU STUDIO"
2023/10/28(土) 静岡エコパアリーナ
レポ by 芽ぐみ

6月から始まったホールツアーを一旦終え、ここ静岡から新たに始まる"ひみスタ"アリーナツアー。今回ホールチケがびっくりするくらい取れなくて(悲)このまま年末までネタバレシャットアウト期間が続くのか…と覚悟してましたが、縁あってこのアリーナ初日に参戦することができました!本当にありがとうございます!!m(__)m
当日は掛川でたむたむさん合流して「さわやか」でランチ後、タクシーで早めに会場入り。グッズ売り場は時間帯的にそこまで大行列ではなかったものの並ぶのは避け、ツアートラックとエコパのフォトパネルを撮ったあとはカフェスペースで体力温存してました。(過去の教訓より^^;)

さて開場時間になり、その日お会いする方々とご挨拶しつつ中に入ると…。まず目に飛び込んできたのはセットの真っ赤な大きなイチゴ!ロボットアームみたいな工具でそのイチゴを掴む形になっていて、「ひみつスタジオ」歌詞カード冒頭の写真を再現していました。その左上にはHIMITSU STUDIOのロゴ(たぶん光りそう)が掲げられ、ステージ向かって右側にはこれまた歌詞カードの写真にあったスケボーのオブジェ(でかい!)。そしてドラム台右奥には直立不動で佇むジャケ写のロボットi-O君。棚の上にはデコポン(本物?作り物?)も置かれていて、ひみスタの世界を可愛らしく演出していました。
この日の席は田村君側・西スタンド中腹のややステージ寄り。ステージ手前の両サイドにはお立ち台のようなスペースが作られていて、ステージの後ろにはバルコニーのような上がれるスペースもあり、これはメンバーがいっぱい動いてくれそうな予感♪
照明ついてない状態ではいつものLEDビジョンがあるように見えなかったんですが、それにしてはステージ下にカメラ移動用レールが設置されてるっぽいしな…?とドキドキしながら待つことしばし。特にSEは無く拍手の中メンバーが登場し、ライブスタート!

この日のセットリストはこちら。

01. めぐりめぐって
02. ときめきpart1
03. けもの道
04. 跳べ
05. 紫の夜を越えて
06. 大好物
07. チェリー
08. スーパーノヴァ
09. 手鞠
10. i-O(修理のうた)
11. 正夢
12. 楓
13. サンシャイン
14. 未来未来
15. 夜を駆ける
16. 俺のすべて
17. 美しい鰭
18. オバケのロックバンド
19. 甘ったれクリーチャー
20. 8823
21. 涙がキラリ☆
e1. 僕の天使マリ
e2. 醒めない

この日のメンバーの服装は、
マ→青・緑・黒の模様入りシャツ+グレーパンツ
テ→キルト地?の白ノースリーブ+白パンツ(膝に黄土色の飾り?)+大きめの白キャスケット
田→白ブラウス+黒オーバーオール+黒バケットハット
崎→黒ノースリーブ(ボトムうろ覚え;)
でした。
ノーハットマサムネに対して珍しく田村君がハットスタイル!大きめのバケハをすっぽり被って、袖全体がぼわんとしたトップス(ブラウス?)にオーバーオールで、そのモノトーンコーデと見た目のフォルムがめちゃくちゃオシャレで可愛かったです。また、テツヤだけでなく崎ちゃんもノースリーブ!の衝撃はこの夏のロックロックで経験済みだったので耐性ついてましたが、それでもやはりあの逞しい肩には釘付けになりました。

では今回も特に印象に残ったポイントだけザーッと書きます。相変わらずMCはこんな雰囲気だった…程度のあやふやさなのでどうかご容赦くださいm(__)m

01. めぐりめぐって

02. ときめきpart1

03. けもの道

04. 跳べ

05. 紫の夜を越えて

ノースリーブ崎ちゃんのカウントで始まったのは「めぐりめぐって」。期待通りのオープニング!やっと参戦できた喜びもあって一気にボルテージ上がりました。田村君の爆イケなベースソロで始まる「けもの道」はもちろん「静岡の日の出」です。しかもよく見たらフロント3人とも楽器がワイヤレスになってるー!?前回のゴースカを思い出してなんだか嬉しくなりました♪
LEDビジョンも大小複数、セット内にしっかり設置されていてメンバーの表情もバッチリ。特筆すべきはそのビジョン用の撮影カメラ!前述のレール移動するメインカメラだけでなく、曲によって機材担いだスタッフ達がステージに上がってメンバーを寄りで撮ったり引きで撮ったりという新スタイルでした。なるほどシールドが絡む心配が無いからこそ実現できた試みですね。今までありそうで無かったので新鮮!

★ここで最初のMC。
週末の貴重な時間をスピッツのためにありがとうございます、というマサムネの挨拶を経て、会場であるエコパアリーナの話題。
マ:「ここは最寄り駅は掛川だけど…」
田:「愛野だよ」(←間髪入れず)
マ:「愛野だけど、住所的には袋井なんですよね?(中略)残念ながら後ろの席になってしまった方も、きっといいことありますんで!」
テ:「それじゃハズレみたいじゃんっ。(後方席に向かって)大丈夫だよ!?」
マ:「届くように頑張って歌いますんで!」
↑記憶と共にだいぶ端折っちゃいましたが、このフロント3人衆の流れが早速なんか良かったです(笑)。
また今回静岡名物をたくさん食べたようで、静岡おでんに浜松餃子にとろろに…(←他にも列挙してました)そのパワーで楽しい夜にするから!と宣言するマサムネに会場拍手!

06. 大好物

07. チェリー

08. スーパーノヴァ

食べ物ネタからの「大好物」!ビジョン用撮影機材としてステディカムも登場し、これだけはステージ奥まで入り込んでメンバーをぐる〜っと回り込むように撮ってたので映像も臨場感たっぷり。マサムネもついチラッとカメラ目線になったりして、さながら音楽番組を見ているようでした。
「チェリー」では、ステージを自由に移動できるようになった田村君がセットの階段スペースに腰かけて演奏。でもCメロになってもまだ居るからアレ?と思ったら、間奏直前くらいにタタタッとマイクに戻って最後だけチュチュチュ〜♪ってコーラスしてて可愛かったです(^^)
そして何と言っても嬉しかったのが「スーパーノヴァ」!数年前の夏イベで局所的にやったらしいのですが、私にとってはfake furツアー振り!青やピンクの照明(だったはず)に照らされて巧みにテルミンを操るテツヤが妖しくかっこよかったです。

★ここでMC。
「スーパーノヴァ」をやるのは20年振りくらいだというマサテツ。(あれ?記憶違い?)早速マサムネが「それいいね!」とテルミンの説明をし、テツヤが「これで何か質問してみて?」とスタンバイ。
マ:「今日の調子はどう?」
≪モワンモワンモワンモワン・・・≫
マ:「まあまあ?」(会場笑)
田:「何でもアリじゃん!」(会場笑)
マ:「今日はおなかいっぱい食べた?」
≪ピュイイイィィーーーーーン!!≫
マ:「食べ過ぎ!?」(会場笑)
…みたいなテルミン漫談が繰り広げられました(笑)。
あと結成36年の話はこのブロックだったか…いまだにMCトークこんな感じでいいのか?と自問自答してるというマサムネ。たまにはちょっとオラついた感じで「おいお前ら!」とか「イェーーー静岡ぁーーー!」とか言われたいですか?と投げ掛け、一斉にわーっと手を振る私達。
マ:「こうやってる人とこうやってる人が居て分かんない(笑)」(会場笑)
↑ワーイ!と喜んで手を振ってる様子と、いやいやいやっと顔の前で手を振ってる様子を再現してくれてウケました。それでもここはマサムネ、しっかりオラついて「お前ら準備はいいか!」「準備はできてるのかッ!?」みたいな決めゼリフを聞かせてくれました!
テ:「でもそれに続く曲がそんなに無いんだよね」(会場笑)
マ:「盛り上げといて、嫌われるのはやだな〜♪とか」(会場笑)

09. 手鞠

10. i-O(修理のうた)

11. 正夢

12. 楓

初めて人前でやる曲と言って披露されたのは「手鞠」。可愛いね手鞠!弾むように踊る田村君につい目が行ってしまいます。(でもこの日はバケハ被ってたこともあり全体的に動きがやや大人しめ?)
続く「i-O(修理のうた)」では、マサムネ越しのリアルi-O君の姿がビジョンに。私の席からはドラム台を囲うアクリル板越しにi-O君が見える角度だったのですが、そのすぐ手前で崎ちゃん用のミニ撮影カメラが動いてて、ちょうどその前面のアクリル板にテツヤの白い衣装が映り込んで、色々重なって一瞬i-O君の腕が動いたのかと思ってびっくりしました。(え?動いてなかった…よね?)無機質なロボットのはずなのに、マサムネの歌声でなんともいえない表情に見えてくるから不思議です。

★ここでMC。
…があったはずなんですが、どこで喋ったか分からないMCはあとでまとめます(汗)。
ここでは久しぶりにやる曲という前振りで次へ。

13. サンシャイン

14. 未来未来

15. 夜を駆ける

16. 俺のすべて

確かに久々の「サンシャイン」!ゴースカでたまに聴けてる気がしますが、あとで調べたら通常のアルバムツアーではインディゴツアー振りだったようです。(さっきのスーパーノヴァもそういう計算?)夏の花のままでいて…というイメージ通りの、イエロートーンの照明がとても綺麗でした。
あと「俺のすべて」にて。マサムネがタンバリン片手に歩きながら途中もう一つ何かアイテムを手に取っていて、最初「恋のうた」で使うような黒いマラカス?と思ったんですがそれにしてはゴツイしストラップ付いてるし…?と双眼鏡で覗いてみたら、なんと双眼鏡でした(笑)。サイドまで歩いては双眼鏡で客席を覗き、また歩いては覗き、というマサムネの姿がなんか面白可愛かったです。ひみスタツアーだけどMIKKE感もあるひみつ道具!
田村君側の舞台袖には若手スタッフさん達が集まってジャンプ&手拍子。アウトロでは今回も崎ちゃんのドラムソロあり!肩から二の腕のラインがひときわ眩しいスーパータツオタイムでした!

★ここでMC。
順番ここじゃなかったかもですが、マサムネが最近のヒット曲をちょこっとだけ歌ってみるコーナー(?)があり、夏イベでカバーした藤井風の「きらり」の他、Vaundyの「怪獣の花唄」のサビ(←めっちゃ高音!)も披露してくれました。さらにYOASOBIの「アイドル」も一節。(←「無敵の笑顔で荒らすメディアっ♪」の部分!)まさに完璧で究極のアイドル(55)でした(笑)。

17. 美しい鰭

18. オバケのロックバンド

19. 甘ったれクリーチャー

20. 8823

21. 涙がキラリ☆

ホールツアーだけだったらどうしようと心配していた「オバケのロックバンド」が無事聴けて感無量!何か特別な演出があるわけではなく4人それぞれ持ち場で普通に歌うスタイルでしたが、それがまた彼ららしくて良かったです。まるで初期からずっと歌ってきたライブ定番曲みたい。これからそうなって行くといいなぁ♪ 曲の終わりだけ、junaidaさんの描くさまざまなオバケ達がビジョンのパネル1枚1枚に登場し、それぞれメンバーと重なって映し出される演出でした。
「甘ったれクリーチャー」ではワイヤレスの良さを遺憾なく発揮。曲の始まりとともにマサムネがこちら側のお立ち台に来てしばらく歌ってくれて、今度は反対側へ。テツヤと田村君も思い思いに歩き、撮影隊もそれぞれ一人ずつ後について回っていました。テツヤ側のお立ち台で、テツヤが弾いてる後ろで田村君が何かちょっかい出してたのはどの曲の時だっけ…?とにかくとっても楽しそうな瞬間が何度もありました!
そして本編ラストは「涙がキラリ☆」。頻繁にやる曲だし、ツアータイトルのアルバム曲じゃないシメは意外だったのですが、「二度と戻らないこの時を焼きつける」という歌詞にただ深く頷くしかありませんでした。

<アンコール>
マサムネと崎ちゃんがアリーナグッズのi-O君ブルーTシャツ、テツヤがグリーンのビッグTシャツ、田村君が白のi-O君Tシャツ(+オーバーオール、バケハ無し)で登場。

e1. 僕の天使マリ

こちらも久しぶりの僕マリ!マサムネがサビで余裕の"こぶし"を入れていて(←吸い出し「て」おくれよ♪のところ)ハイトーン絶好調でした!

★ここでメンバー紹介。
まずは田村君から。「353号線のうた」のイントロベースを少しだけ弾き、「こないだ崎ちゃんも56になって…」と触れて場内一斉におめでとう!の拍手。
(※ちなみにこのトーク中、いつもなら立ったまま話を聞くテツヤがステージ後方のセット?台?の座り心地を確かめた後ちょこんと座ったのが可愛かったです。体力温存、大事!)
で、スピッツ結成37年目に突入してるけど気持ちはまだ若いことと、だいたい3年に1回のペースでアルバム出してツアーやるサイクルになっているという話題。
田:「それで考えたんだけど、もうあと20回もツアーできないんだー、って」
マ:「にじゅっかい!? 3年に1回で、あと60年!?」(会場笑)
それは頼もしい!(笑)いやさすがに20回はムリ、としながらも10回ならイケるか?と計算を続ける造形コンビ。
マ:「そういう人生設計みたいなの考えるの苦手だから、田村に任せるよ」
田:「だからほんとに、1回1回のライブを楽しんじゃお!って。この(観客の)組み合わせだってもう無いし。奇跡だよ。だから、ムリはしないけど、頑張りますよ」(会場拍手)
↑詳細覚えきれずだいぶニュアンスで書いてしまいましたが、ほんとはもっと長く、一言一言確かめるような話し方でした。いつも伝えたいことを自分の言葉で誠実に丁寧に届けてくれる田村君と、そんなリーダーに任せると言うマサムネ。あぁ二人のこういう所が好きなんだよなぁ…と改めて噛みしめた瞬間でした。
田:「今日はほんとに楽しかったです。ここに居る全員が揃うことは無いだろうけど、また、『あなた』と、会いましょう。田村でした!」(会場拍手)

…と、クージーの紹介に移ったところで田村君が「これ映ってたんだね!?」とビジョンを振り返ってびっくり(笑)。そうなんです!今回メンバー紹介中もビジョンでメンバーを映してくれて嬉しかったのですが、「やっべ俺映ってたんだ…」と呟きながら後ろへ下がっていく田村君が面白可愛かったです(笑)。このギャップ!(←ちなみにその後は例のセットの階段に腰かけ、スタッフが運んできた丼?とお茶で一人モグモグタイム突入してました。何食べてたのか気になるー!)
で改めてクージー。「めぐりめぐって」が1曲目でとてもワクワクしたとのこと。それぞれ違う街で「褒められてけなされて」成長してきたみんながこうやって今ここで出会い…。実際にライブ1曲目のイメージで作った曲で、でも中には「褒められて褒められて」な人も居るかもしれないけどね(笑)とマサムネ。
ク:「褒めーらーれてー褒めーらーれてー♪(笑)今日も連れてきて頂いてありがとうございます。楽しかったです!」(会場拍手)

お次は崎ちゃん。お決まりのシンバルごっつーん!のあと、これまたお決まり?の「えっとですね〜」で話し始め。今年は崎ちゃんの大好きな阪神が優勝して、ちょうどこの時間は日本シリーズの試合中だったようなんですが、それも気にならないほど楽しいライブになりました!と言って会場拍手。
崎:「今日はほんと素晴らしい夜・・・でしたか?(会場笑)ありがとうございます!崎山龍男でした!」(会場拍手)
↑シメるところで急に質問形になったのが面白くて、観客と一緒にマサムネもウケてました(笑)。ああ可愛い崎ちゃん!
(※ちなみに崎ちゃんのトーク中、マサムネは田村君側に移動して崎ちゃんのほうを向いて立ってるので、ふわふわサラつやの後頭部がスタンド席からよく見えて大変ときめきました。笑)

続いてテツヤ。いつのまにかマイク前に戻っていて、今日の衣装はi-O君をイメージしたオートクチュールだと紹介してくれました。なるほどそれで全身白コーデだったんですね!(トップスはグッズTに着替えてしまっていたけど、膝のポイントはi-O君の関節を表現?)ここでも静岡名物ネタだった気がしますが特にオチは無く、その後少し間があって「ふぅ」とため息をついたので会場笑い。
マ:「話すネタ無かったら切り上げてもいいんだよ?」(会場笑)
テ:「いや話すこといっぱいあるよ!?いっぱいあるんだけど…盛り上がらない。(会場笑)別にいいんだけど終わり方が分からなくて…」
↑このキャリアにしてこのトーク、そんな彼らが大好きです!
また、スピッツはマサムネの出身県から福岡括りにされることが多いけど、四捨五入すると静岡のバンドだから!とアピールするテツヤ。
テ:「SNSには書かないでね!ここだけの"ひみつ"です(笑)」(会場拍手)

最後はマサムネ。「今日は心残りがあって…」とステージ後ろのバルコニー部分に上がってみせて、何やら古めの歌謡曲(←佐良直美の「世界は二人のために」という曲だった模様)を朗々と歌いながら夜のヒットスタジオ風に階段下りてきてウケました(笑)。ちなみに田村君は既にモグモグタイムを終えて階段部分に座ってたんですが、マサムネが通る時だけどうぞ〜って感じで道を空けてたのが可愛かったです。
マ:「楽しい夜にするからって言っちゃったけど、みんなで楽しい空気を作ってもらって幸せでした。今日来てくれた方一人一人へ、生まれて来てくれてどうもありがとう!」(会場拍手)

e2. 醒めない

アンコールラストは「醒めない」!ここ数年のマサムネの「楽しい夜にするから任せて」ってMC、思えばこの"任せろ"の歌詞からですもんね♪ 本当に頼もしい!(≧▽≦)

こんな感じであっという間の2時間強!
エコパに来るのは"コロナ前"のMIKKEツアー初日以来でしたが、この日は8000人ほど入っていたようで満員御礼で、曲の終わりやMC前にはメンバーコールもたくさんあって"戻ってきた感"がありました。

ここからはどこで喋ったか忘れたMC小ネタ。
スピメンが中学生の頃は時代的にスケボーが流行っていたそうで…。
マ:「初めてお金貯めてエレキギターを買った時、エレキギターを買うかスケボーを買うか迷って、エレキギターを買って今があります」(会場拍手)
マ:「でもついにスケボーも手に入った!」(←セットのスケボーを指して)
テ:「あれ何人乗り!?」(会場笑)
↑かなり高さのある大きなオブジェだったのでウケました(笑)。
他にどこかのタイミングでマサムネが「ドグラ・マグラ」って言った場面があったけど何だったっけ?「しどろもどろ」と語感が似てて言ったんですが、会場の薄いクスクス笑いが面白かったことだけ覚えてます(^^;

また、テツヤと田村君は幼馴染だから二人にしか分からない話をよくしてる、という下りでは…。
テツヤ曰く、高校生になっても田村君と藤枝駅の駅南で"自転車鬼ごっこ"してたそうで、もしスピッツ物語が映画化されるならそれも役者さんにやってもらわないとね、とマサムネ。
田:「でも俺は少ないよ」
マ:「何が?」
テ:「何が?」
田:「ここでは言えないような話」
マ:「田村よくギブアップって言ってるじゃん(笑)」
テ:「今日も田村は帽子を取れないから!」
田:「何が?」
↑こんな感じの掛け合いがまた面白かったです。(※セリフはあくまでニュアンスです汗)
何か頭髪的な事情(!?)があって帽子で隠してる設定にされてしまった田村君ですが、ここでは普通にバケハ取ってみせてくれました♪(ぽよんとなった髪を手で整えてすぐまた被っちゃってたけど^^;)
ちなみにこのバケハ姿、すごく似合ってて可愛かったんですが、頭をブンブン振るいつもの激しい動きが無かったのと、深めに被ってて表情見えづらかったのがちょっぴり勿体なかったなと思っちゃいました(>_<)。マサムネも(この日はノーハットだったけど)帽子被ってると上からライティングされた時に顔色悪く見えちゃうことがあるし、なるべく野外での日除け以外ではその御尊顔を100%拝ませて頂きたいなぁ〜!(※個人的願望です)

そんなこんなで、トータル時間的にはサクッと終わった気がするけど、ワイヤレス導入やらビジョンの撮影方法やら新しい試みいっぱいで体感時間的にはたっぷりありました。音作りに拘りがあってなかなかワイヤレスにはしてなかった彼らだけど、機材と技術の進化もあって、ゴースカで手応えを感じたのでしょうか。また、これまで楽曲演出の意味合いが強かったビジョンも、今回はメンバーを「見せる」方向で少し実験してみた印象。ステディカムについては客席からの視界を一部遮る撮り方なので賛否ありそうですが、MC中のビジョン投影については、トーク中のメンバーの笑顔をアップで見れて嬉しかったので今後も続けて欲しいなと思いました。(←これは過去レポでも書いてたことなので、声が届いたと思いたい!)
そもそも今回のチケット代の仕組み(平日と土日で差をつけるとか)も新しい試みだったし、これらすべてが今後定番化するかは分かりませんが、ずっと変わらないようでいて時代やニーズに対応しながら模索しながら少しずつ変化しているんだなぁ…と。そんな彼らのことを改めて素敵だと思ったし、ますますずっと追いかけていきたいと思ったし、自分もそうやって形を変えながら"色を変えながら"進んでいけたらなぁ…と思った静岡の夜なのでありました。
つづく…。

Very very very very special thanks to たむたむさん&現地でお会いした皆さま♪

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